全校朝会 校長講話「言葉づかいや態度についてふり返ってみよう」
自分が、この1年間どのような言葉をつかってきたか、また、今つかっているか。そして、自分のとってきた態度についても振り返ってみてください。
人間は、自分の口から出た言葉どおりに毎日の生活を送るようになっています。 友だちが、嫌がるような言葉を使っていませんか。 言葉には、「五悪」と言われる言葉があります。一つ目は、「不平不満を言う言葉」二つ目は、「愚痴を言う言葉」三つ目は、「泣き言を言う言葉」四つ目は、「悪口を言う言葉」最後に「文句を言う言葉」です。 今挙げたような言葉をよくつかう人は、不思議なことに、このような言葉をつかわなければいけないようなことが、身の回りに起こってくるものです。文句を言えば言うほど、文句を言わなければならないことが、不満を言えば言うほど、言わなければいけないことが、次々に身の回りに起こってきます。 でも、いつも笑顔で「ありがとう」と言っている人、人に感謝している人には、不思議なことに「ありがとう」と感謝するようなことが引き寄せられてくるものです。3学期も残り少ないですが、これまでの言葉づかいについて振り返ってみましょう。 また、先ほど朗読した詩(第34回 人権啓発 詩・読書感想文入選作品 こころにとどけ みんなのことば より「それでいいの?」)にもあったように、振り返ってほしいのは、言葉だけでありません。人に対する態度についてもどうであったか考えてみてください。要は、詩にあったように、人が嫌がる言葉づかいや態度をとっている人が目の前にいて、それを止められない、許してしまうような空気を作っている人に自分はなっていないか、この1年間の自分の言葉づかいや人にとってきた態度についても振り返って考えてほしいと思います。 |
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