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6/27 全校朝会 校長講話 「目標に向かって」

 最近、登校してくるみなさんの様子を見て気づいたことの一つ目は、手さげ袋などのまとめ方がいいです。月曜日は特に注意して見ていますが、コンパクトにまとめて片手でもつようにしている人が増えています。二つ目は、以前から言っていますが、水筒にひもをつけて肩からたすきがけにしている人が増えてきています。このような心がけは、安全に気を付けている証拠。「自分の身は自分で守る」ことにつながっています。これからも続けましょう。また、4月当初と比べて格段によくなっていることとして、「前へならえ」と言わなくても、集まった時にほとんどの人が前の人との間隔をとって並べています。これも素晴らしいです。すべては、日々の心がけ一つです。みなさんは、きちんとすることが、すでに習慣になってきています。
 さて、日曜参観の全校朝会でも言いましたが、目標を定めるということで、イチロー選手の高校時代の話を例に出しました。水泳の学習が始まって1週間たちました。繰り返しになりますが、9月9日のプール納めまでに、自分はどのあたりまでできるようになりたいのか、必ず目標を定めておいてください。
 ここで、元オリンピック水泳選手の北島康介さんの小学校の卒業文集に掲載した作文を紹介します。

 「最後に残した36.3」
                   北島 康介
 僕は、水泳をならっている。速くなろうとしている。そして、大きな夢を持っている。それは、速くなって国際大会でメダルを取り、日本の代表選手に選ばれて、オリンピックに出ることだ。その夢に向かって一歩一歩近づいていきたいと、僕は毎日プールに行って泳ぎ続けている。
 でも、学校のプールは少しちがう。学校のプールは、まず速く泳ぐことだけではない。そして、速くなることでもない。自分の身を守るためであるということをぼくは頭にたたきこんでいる。もちろん速くなり自分のベストをつくしていい結果が生まれれば、それはいいと思う。もしそうでなかったら、水泳とはとても不思議なスポーツである。僕は、この6年間でこのようなことを勉強したのだ。
 「36.3」
 この記録は小学校最後の記録会で出したタイムだ。きっとずっと心に残る僕のタイムだと思う。今まで速く泳げるようになれたのは、この学校のプールがあったからであり、速く泳ぐことだけでないということを知ったのも、この学校のプールがあったからだ。自己ベストよりおそいけれど、僕は、このタイムに一つの不満ももっていない。それは、僕にとってとても楽しかった学校のプールで出した大切なタイムだからだ。

 北島さんは、小学校時代から強い信念と志を心に抱いて生きていることが分かると思います。

 繰り返しになりますが、水泳の学習で守ってほしいことを言います。
 1.体調を整える・・・早寝・早起き・朝ごはんで体の調子を整える
 2.約束を守る・・・・先生の指示を聞き、ルールを守る
 3.めあてをもつ・・・自分のめあて(目標)に向かって努力し続ける

 先生方もみなさんの泳力を向上させるために精いっぱい頑張ります。
 みなさんも自分が決めた目標に向かって、1時間、1時間の水泳学習に一所懸命に取り組みましょう。
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