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7月4日全校朝会 校長講話「『でも』と『では』では大ちがい」

 2人の社員が靴を売るためにアフリカに行きました。2人はアフリカのある町に到着して、Аさんは、すぐに社長に電話をしました。その内容は、「社長、ここの町の人たちはみんなはだしです。こんなところで、靴は売れません。」 もう一人の社員のBさんは、「社長すばらしいですよ。ここの人たちは誰一人靴のことを知りません。靴のよさを知らせて作れば、靴はどんどん売れますよ。」どうですか。同じ場所に仕事に行っても、人によってこれだけ考え方がちがいます。Аさんは、マイナスの考え方、Bさんはプラスの考え方をしています。
 物事をプラス(よい方向)で考える人は周りにはふしぎに人が集まってきます。そのため、友だちも増え、よい運がめぐってくるものです。反対にマイナス(悪い方向)の考え方をする人の周りには、暗いのであまり人が集まりません。そのため、ますます落ち込んで不平不満の世界に入っていきます。
 どうすれば、プラスの考え方ができるようになるのか。まず、自分のクラスの友だち一人一人のよいところを聞かれたら、すぐに10個ぐらいは言えるようになることです。みなさんの中には、友だちの悪口を言ったり、人のいやがることを平気で言っている人がいるかも知れません。誰だって良い点より悪い点の方が目立ちます。でも、あえて良い点を見つけるようにすることで、プラスの考え方が育ちます。
 この間読んだ本の中におもしろい事が書いてありました。それは、人が幸せになるか不幸になるかを決めるのは、「でも」で考えるか「では」と考えるかにかかっているというものでした。「今からでもできる」と考えるか、「今からでは無理」と考えるかでその人の10年後の人生が変わるという話でした。
 1学期ももうすぐ終わろうとしていますが、勉強で分からなかったところをそのままにしている人はいませんか。今から勉強しても無理と思っている人はいませんか。私は、低学年から高学年まで、水泳指導に入っていますが、毎時間、毎時間泳げる人が増えていってます。泳げるようになった人の顔は自信に満ちあふれ、さらに上を目指そうとします。勉強に限らず、何事をするにしても、「今からでは無理」と考えるのではなく、「今からでも何とかなる」「必ずできるようになる」と考えるだけで力はつくものです。
 人間はふじきな脳を持っています。すべては、みなさんの脳がみなさんの将来の出来事を作り出していくと言われています。悪いことばかり考える脳の持ち主は、悪いことばかり引き寄せられて起こるし、逆に良いことばかり考える脳の持ち主には良いことが起こるものです。
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