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全校朝会 校長講話「自分で考え、表現する力、伝える力をつける」

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ACミランの入団会見で、サッカー日本代表の本田圭佑選手が、「わくわくして幸せだ。12歳の時『いつかセリエАで背番号10を』と作文に書いた。夢がかなった」「すべきことは、ピッチで応えることだ。子どもたちに夢や勇気を与えるのも仕事。プロの模範を示したい」と答えていました。
これらの言葉から逃げることのできない大きなプレッシャーの中で本田選手は、チームのために戦うことを宣言しています。本田選手のこれまでの試合中の戦いぶりやこの会見から、常に自分を追い込んできた人、自分の考えをはっきり持っている人、言うべきことを言うべきタイミングで言っている人と言う印象を受けました。
記者からリーグ戦を観戦した時の印象を聞かれた時も、「もう少しアグレッシブに戦うべきだ。それをするには、普段の練習から追い込んでいかないと。厳しい目を普段から向けていかないと、満足する結果が得られない」と強気で答えています。この発言からも、自分を追い込んでいることがよく分かります。
さて、「人間は、言葉を使って行動します。自分の言葉を脳に伝え、脳の命令で自分の体を動かします。スポーツがうまくなりたい人は、国語を勉強しなさい。本を読みなさい。毎日新聞を読みなさい。スポーツと言葉は、関係ないと思っているかもしれません。トレーニング中にコーチに自分の気持ちを分かるように伝えたり、なぜ、うまくいかないのか。ともに考えたりするためには言葉が必要です。そして、どんな気持ちで練習すればよいのか、緊張した時にどのような言葉で自分を落ち着かせるのか。自分の気持ちを高めるには、どのような言葉で、自分に言い聞かせるのか。とにかく、言葉で考え、言葉で表現する力、伝える力が求められています。」とは、水泳の北島康介選手を育てた平井コーチの言葉です。本田選手のように、しっかりとした目標を決めて自分の考えを誰にでも分かるように伝える力をつけたいものです。
自分で考え、豊かな言葉をもつためには、本を読むこと。人の話を聞くこと。聞いた後に自分で考える癖をつける必要があります。スポーツで力をつけることと言葉との間には、深い関係があります。スランプに陥ったり、緊張した時に、気持ちを落ち着かせる豊かな言葉を持っていることは大切なことです。豊かな言葉を持つ、人に伝えることのできる言葉を持つために訓練ができる場所が授業です。昔から授業で集中できない人は、スポーツでも伸びないと言われています。みなさんは、どれだけ1時間1時間の授業に集中して取り組んでいますか。集中力を高めて、勉強、スポーツ両面でしっかり力をつけましょう。

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