全校朝会 校長講話「さあ、いっしょに走ろう!!」さて、今日は「走った距離は、裏切らない」という話をします。 「走った距離は裏切らない」とは誰が言った言葉か知ってますか。マラソンランナーの野口みずき選手が言った言葉です。野口選手は、2004年のアテネオリンピックで日本代表選手として出場して金メダルをとりました。翌年の2005年のベルリンマラソンでは、大会新記録を出して優勝しました。期待された野口選手でしたが、その後、・左足首のけがで、2006年のベルリンマラソン、2007年のロンドンマラソンには出場できませんでした。 しかし、野口選手はけがに負けませんでした。2007年の東京国際マラソンに出場し、大会新記録で優勝したのです。 野口選手は、身長150cm、体重約40kgという小柄な体格。こんなに小さな選手のどこにそんな力が潜んでいるのか。それは、野口選手の言った「走った距離は裏切らない」という言葉にあると思います。 野口選手は、毎日まじめに練習を続けていれば、必ず成功すると信じていました。けがを治してからは、毎日、マラソンと同じ約40kmを走ったそうです。毎日、大会のつもりで練習したのです。 「走った距離は裏切らない」それは、何か困ったことが起きた時や壁にぶつかった時でも、目標を忘れず、「まじめに練習を続けていけば、必ず成功する」ということです。私も今、休み時間走り続けていますが、効果が出ています。週1回テニスをしていますが、フットワークがよくなり、相手が打ってくるどんなに速いボールでも確実に打ち返せるようになってきました。テニスはアシニスと言う人がいましたが、まさにそのとおりだと実感しています。 さあ、みなさん、休み時間は、私と一緒に走りましょう。 |
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