本日行われたPTA予算総会の場で、学校長より学校運営に関わって大きく2点について説明がありました。1点目は、昨年度「運営に関する計画」をもとに取り組んだ成果と課題を踏まえた本年度の取り組みについて。2点目は、「通知票の改定」について説明がありました。
まず、1点目は「運営に関する計画」(案)をもとに学校協議会で話し合った結果、校長経営戦略予算 等を活用して、1.図書室の再生 2.言語活動の充実 3.ICT環境の充実などを基軸として取り組みます。とりわけ、図書室の再生を通して読書活動の活性化につなげたいと考えています。学校では、様々な手立てを講じて、一人でも多くの児童が読書に向かうようにもっていきたいと思いますが、ご家庭でも保護者のみなさんが読書する姿を見せるなどのご協力をお願いいたします。
2点目は、通知票の改定です。本市学校園では、現在校務のICT化が進められており、教職員は一人1台ずつパソコンを貸与されています。
パソコンを用いて児童の情報や成績、校務に必要な書類など様々なデータをサーバー上で管理し、教職員間で情報を共有しながら校務を進めるための「校務支援システム」が導入されました。
このような校務支援システムにより、校務が効率的に進められ、教職員は子どもたちと向き合う時間が生まれます。
そのようなシステムの中で、通知票が改定されます。
形式自体は大きくは変わりませんが、3つの変更があります。
1.通知票は従来の印刷物に手書きで記入されたものではなく、システムを使ってコンピューター出力による活字化された表記になります。
学習の記録・行動の記録を、毎学期2枚ずつクリアポケットファイルに綴じて児童に渡します。
2.各教科の観点別学習状況は、これまでは特によいところ1つに○を付していました。今年度からはすべての観点別学習状況に対して、A・B・Cの3段階で評価し、記載されます。
3.評定についてですが、これまでは5年生および6年生のみ5段階での評定、1年生から4年生までは3段階での評定でした。今年度からは、3年生以上は5段階での評定を付します。
これらの改定により、本人のよいところや、さらに伸ばしたいところ、努力を要するところがさらにわかりやすくなります。
この改定については、後日配付する「学校だより」でもお知らせします。