どちらの方の話も、大変上手で、生徒は興味関心を高めながら集中して聞くことができていました。そして講話のあとに、生徒から、こんな質問が行われていました。保育士さんには、「どんな言葉を聞くと一番うれしいですか？」という問いに、「楽しかった」「大好き」と言われると、本当にうれしくなると答えられていました。ツアーコンダクターの方には、「どこかおすすめの場所はありますか？」とたずね、「ハワイ」と答えられていました。どちらも、講師の方を思いやりつつ、自分たちの素朴な疑問を投げかけた、心温まる質疑応答の時間でした。

　この行事は少しでも、安心して柴島中学校に来ていただこうと始めたもので、授業の見学、生徒会による学校紹介、質問コーナー、そして部活動の体験が行われます。中学生は、来年度の新１年生に一人でも多く入部してもらおうと、みんないつも以上に気合を入れて部活動を行っていたようにも見えました。
　小学生のみなさん、いかがでしたか？中学校の学習風景や、部活動の様子に、初めはとまどうかもしれませんが、大丈夫です。困ったときには、今日みかけた先生や、先輩に気軽にたずねてみてください。必ず優しく教えてくれますよ。それでは桜の咲くころに、皆様の輝く笑顔と会えることを楽しみにお待ちしております。

校長先生のご挨拶は以下の通りです。
「３学期は『１月はいく、２月は逃げる、３月は去る』と言われているように大変月日が経つのが早い学期です。１日１日を大切に過ごしてください。そして私が学生時代に聞いて、今も心に留め置いている言葉を紹介されました。『朝は希望に起きて、昼は努力に生き、夜は感謝で眠る。』こうして毎日を大切にするように。」
といわれました。
生徒のみなさんの心には、普段どんな言葉が響いていますか？

例年より１週間以上長かった２学期も、ようやく終業式を迎えることができました。校長先生から、生徒のみなさんのさまざまな頑張りをたたえる言葉と、今年の漢字「輪」についてのお話をちょうだいしました。「みなさんは、４つの流行語のどれに感じるものがありましあたか？」という校長先生からの質問に、心のなかで答えていたことかと思います。
　２学期期末懇談での反省をはじめ、この冬休みの間にしっかり振り返りを行い、新たな気持ちで３学期を迎えてほしいと思います。

　ごらんのとおり、大変楽しそうにバスケットボールや鬼ごっこをしていました。ルールづくりから、メンバー決め、審判、得点係まで、すべて生徒の手作りで行われました。多少だらっとするときもありましたが、リーダーの生徒が一生懸命並ばせたり、説明したりして、学年をまとめていました。１年生にとって、大変濃密な体験となり、大きく自主性を伸ばしたことと思います。