PTA会長 祝辞
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。
PTAを代表して、ご挨拶を申しあげます。 みなさんもご存じのように、今年は新型コロナウィルスの感染拡大防止という観点から、誰も経験したことのないような形での式の挙行となりました。講堂に集まった人数は少ないかもしれませんが、みなさんを喜んで迎える気持ちには変わりないことを心に留めておいてほしいと思います。 中学校では、生活面の多くで小学校とは異なります。授業内容も、クラブ活動もそうです。そして何よりも、大人として見なされるようになります。すなわち、「自分のとった行動には、責任を負う」ということです。中学校生活では、さまざまな場面で「挑戦」することができます。その結果、成功することも、失敗することもあるでしょう。本気で挑戦して結果が思った通りでなかったとしても、自分の成長につながる無数のヒントが得られることと思います。 この柴島中学校で過ごす三年間が、実り多いものになるよう祈ります。 そして在校生のみなさん。新しい後輩たちのことをよろしくお願いします。あなたたちは過去一年間、あるいは二年間、さまざまな先輩の姿を見て教えられたこと、気づいたことがたくさんあると思います。今度は、あなたたちが導く立場となって、柴中生のあるべき姿を見せてください。 保護者のみなさまにも、改めてお慶びを申し上げます。 中学生の生活は、子どもたちの活動時間や範囲が大きく広がります。おそらく、それはみなさまの想像をはるかに超えるものです。しかも、この時期に子どもたちは肉体的・精神的に大きく成長します。時には考えもしなかったような衝突も起こるでしょう。どうか「目は離しても心は離さない」という気持ちで接して頂きたいと思います。 また、PTAの活動は一部の役員だけで運営できるものではありません。地域の巡視活動をはじめ、みなさまの協力があって初めて、PTAが成り立っています。 ご家庭やお仕事がご多忙であることは重々承知しておりますが、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。 最後になりましたが、近藤校長先生をはじめ教職員の先生方。これから三年間、子ども達が「自主 共生 誠実」の校訓の下、充実した学校生活を送ることができますよう、ご指導のほどよろしくお願いいたします。 以上をもちまして、祝辞とさせていただきます。 令和二年四月四日 柴島中学校 PTA会長 森岡 孝博 令和2年度 入学式 4月4日(土)44名の新入生が元気に入学してきました。 |
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