☆テスト期間中は 給食提供がありません。ご家庭にて昼食のご準備をお願いします。・・・・・・・・・健康観察、換気の確保、手洗い・消毒等の手指衛生、咳エチケットと場面に応じたマスクの着用、「十分な睡眠」・「適度な運動」・「バランスのとれた食事」で抵抗力を高め、感染症予防を継続してください。

2年生人権学習

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2月5日(木)5時間目に大阪市立中央図書館の東泰江さんと盲導犬のバーニャに来ていただきました。
東さんには、視覚障がいと盲導犬の話だけでなく、障がいがあってもなくても、みんなが抱える不自由さや悩みについての話もしていただきました。6時間目には、各クラスで話し合いをしたり、ワークシートを書きました。そこに東さんとバーニャにまわっていただき、質問にも答えていただきました。

東さんとバーニャについてのQ&A
○白杖で歩くのと盲導犬を連れて歩くのと、どう違いますか?
白杖だと自分のことだけ考えて歩けるけど、盲導犬だと(盲導犬の)体調や機嫌を気にしなければならない。
白杖だとつつきながら(前を確認しながら)歩くのですが、大阪は人が多いし、歩道に自転車等が置かれていたりするので、盲導犬を連れて歩く方が歩きやすいです。

○盲導犬は何歳で働き始めて、何歳で引退なのですか?
産まれた時から盲導犬として飼われており、2歳半ぐらいから盲導犬として働き始め、10歳ぐらいで引退する。

○盲導犬には報酬(お給料)はないのですか?
ありません。でも、その代わり、バーニャのすべてのお世話をしています。

○料理とかどうしているんですか?火を使うのは危なくないですか?
危ないと思うことをしないで、包丁も使い、ガスも使い、痛い目に合いながら学んでいます。

○東さんの服をどうやって選んでいるんですか?
お店に行って、毛がつきにくく、合わせやすい服を店員さんに相談しながら選んでいます。

○バーニャの服をどうやって選んでいるんですか?
犬の服も人間の服と一緒で、女の子用の服はたくさん種類がありますが、男の子用の服はあまりありません。
限りある男の子用の服の中で、選んでいます。

○時間は、どうやってわかるのですか?
秒針はついていないのですが、時計のふたを開けて針を直接、触って何時かわかります。携帯も時間を音声で伝えてくれます。

○自分は、「(先生に)空気が読めない」と言われるんですけど、どうしたら良いですか?
それは、あなたの個性ではないのですか?でも、もし、そのことを多くの先生が言われるのであれば、それは
社会的に良くないことなのじゃないでしょうか。

○真っ暗の中で怖くありませんか?
真っ暗は怖くありません。そこに何があるか、わからないことが怖いです。

○バーニャが調子の悪い時は、どうしているのですか?
私も仕事を休みます。そして、病院に連れていきます。

○盲導犬と一緒に生活をしていて良かった点は何ですか?
行動範囲が広がることもありますが、“癒される”こと!!それと歩く時の不安感が軽減されます。

○階段や段差がある時は、東さんにバーニャはどう教えるのですか?
まず、階段や段差の前でバーニャは必ず止まります。その後、バーニャの体が下向きになったら、下がるということで、体勢が上向きになったら上がるということです。

【みんなの感想】                    
東さんの話を聞いて、
自分にできることはどんなことがありますか?

○自分の周りには、いろいろな人がいる。
目が見えない人もいれば、耳が聞こえない人もいる。
体になんらかの不自由がある。
世の中には、このような人がたくさんいる。
街中で歩いていたら、いるかもしれない。
でも、それを変だなぁとは思わず、それを人間の個性として受けとめることが、
自分にできる唯一のことだと思う。

○昨年、電車の中で盲導犬が男の人に凶器で体を刺され、盲導犬は一言も鳴かなかったというニュースをおぼえていますが、東さんの話は、盲導犬は自分の体でもあり、家族でもあるんだなぁと感じられる話でした。その話を聞き、盲導犬を刺すというニュースがどれだけひどいことかがわかりました。なので、僕は盲導犬を見かけたら触らずに、名前を呼んだりしないようにしようと思います。                 

○まず、もっと視覚障がいや盲導犬を身近に感じ考えるために、こうして考えたり知ったりする機会をつくっていくべきだと思いました。             

○私のいとこも発達障害で種類は違えどとても身近に感じました。障がいを持った方だけでなく、困っている人がいれば助けようという気持ちになり、もっと盲導犬のことについても知りたいなと思いました。                     

○盲導犬を見たら、触りたい!と思ってしまっていました。しかし、自分の興味などで名前を呼んだり、触ったり、ご飯をあげたりすると、視覚障がいの方たちに取ったら、それは困るということがわかりました。なので、目の不自由な方や困っている人がいれば、声をかけたり、自分に手伝えることがあれば絶対にしようと思いました。東さんの話を聞いて、とても勇気をもらえたので、自分も点字ブロックの上に自転車を置いたりせずあけておこうと思います。 

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