教頭先生からのお話
「今の自分をふり返って、これからどうしていくか」
みなさん、おはようございます。
今日は期末懇談3日目になります。
懇談というと、「成績がどうだったか」を聞く時間だと思っている人も多いかもしれません。でも、それだけではありません。
懇談は、「今の自分をふり返って、これからどうしていくかを考える時間」です。
うまくいったことも、思い通りにいかなかったことも、どちらも自分を成長させてくれる経験です。ふり返ることで、自分の努力や課題が見えてきます。
大切なのは、「できた」「できなかった」だけではなく、「どう考え、どう動いたか」。
そして、「次にどうつなげるか」です。
この懇談を、そんなふり返りの時間にしてほしいと思います。
さて、ここからは3年生のみなさんに向けて、少し話をします。
進路を考えるこの時期、よく聞く言葉があります。
それは、「高校に進学する」という言葉です。
でも、もう一歩踏み込んで考えてみてほしいのは、「どの高校に進学したいのか」「どんな高校生活を送りたいのか」ということです。
ただ高校に進学するだけなら、誰でもどこかには行けるかもしれません。
でも、「行きたい高校に進学する」には、自分の思いや努力が必要です。
行きたい高校に向けて、自分で目標を立て、力をつけていく。
それは簡単なことではないけれど、そのプロセスこそが、みなさんを大きく成長させてくれます。
今回の懇談は、自分の今の立ち位置を知り、「このままでいいのか」「どうしていきたいのか」を考える良い機会です。
答えがすぐに出なくてもかまいません。
ただ、「自分はどうしたいのか」を、自分の中で少しずつ言葉にしていくことが、進路選択の第一歩です。
この懇談が、進路に向けて前向きな一歩になることを願っています。