2月20日(火) 劇観賞 劇団民話芸術座「鬼の小づち」人間界で最初に会ったのが、心の優しい「与作」と「おさよ」。二人はいつも庄屋の息子の「太郎べぇ」にいじめられていた。 「悪いことは悪いと、太郎べぇに言わなきゃダメだ!このままずっと、ビクビクしながら生きるのが楽しいのか?」と迫るゲンに、勇気をもらったおさよと与作は、太郎べぇに何とか昔の優しさを思い出させようとする。 その言葉を無視して、刀を振り回す太郎べぇを許せなくなったゲンは、鬼の小づちで太郎べぇの頭を叩いた。 すると、太郎べぇの頭から角が。「俺が悪かった。地獄には行きたくない!」と泣き叫ぶ太郎べぇ。「そんなに人間がいいか!」と詰問するゲンに、太郎べぇは「人間は、やさしい」と気付く。 鬼の入り口まで来た太郎べぇを、おさよたちは必死で取り戻そうと力を合わせて引っ張る・・・。 なかなか助けられないおさよたちと一緒になって、観ていた子どもたちも「がんばれ!」と心の中で応援していたことだろうと思います。 太郎べぇを引っ張るおさよと与作の妹役で、6年生の児童が出演してくれました。 子どもたちそれぞれに、心に響く場面やせりふがあったことと思います。 おうちでもぜび、話を聞いてみてください。 |