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ちょっと気ぃ入れなアカンで 〜大阪の統一テスト〜

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18日(木)の新聞記事、11月22日のHPの続報です。

大阪府教育委員会は来年度から、府内全ての中学生の学力を測る「統一テスト」の実施を決めていましたが、その結果を1・2年の判定基準に活用し、さらに《内申点》に参入する方向で検討を進めています。

元中学校で勤務していた私からすれば、子ども達は大変!

私が勤めていた頃と少し制度は変わりましたが、
高校入試の合否は2本の柱で決まります。
もちろん1つは「当日のテスト」
そして、もう1つは、中学校時代の頑張り「内申:学力の10段階評定」です。

しかし、公立高校入試時の《内申》は、
今までの人と比較しての「相対評価」ではなく、自分の頑張りを評価する「絶対評価」に変わってしまうため、客観的な比較対象のできる成績がありません。

それに伴い、このテスト結果を《内申》に反映することになったのです。それも、1年生時のテストから…

今まで《内申》に反映されるのは中学校3年生の成績でした。
だから、1・2年生にのんびりと構えていても、進学を意識する3年生から頑張れば何とかなったものです。
でも、こんな考え方はもう通用しません。
1年生・2年生の時からこつこつと積み重ねる努力が大きく物を言うようになるのです。
う〜ん、6年生、これはちょっと気をいれてテストを受けなあかんね。
「時期がきたらやるわ!」「やるときは、やるから…」ではなく「やるのは、今でしょ」の時代ですよ。           (学校長)



「相対評価」:人数によって10が何人、9が何人と決められており、充分に理解できていても5や6の評価がつくことがあります。

「絶対評価」:到達度と同様に考えられることもありますが、ここまで理解できていれば10、ここまでなら9。ということは全員10の可能性も…

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