ノロウィルス猛威をふるう?静岡県浜松市は16日、同市内の市立小学校14校で児童905人、学校職員41人の計946人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えて欠席したと発表しました。ノロウィルスの感染が疑われていますが、入院に至ったケースはなく、重症の患者はいません。 厚生労働省によると、 ノロウイルスは冬に流行し、患者の吐いたものや便などに触れた手や食べ物を介して口から感染します。ノロウイルスによる食中毒は毎年起きていますが、「千人近い患者が出るのは珍しい」(食品安全部)と言っています。 予防するには、 とにかく手洗い(トイレの後、食事の前、帰宅した時)をすることが一番。アルコール消毒のみでは効果が十分ではありません。 また、特に注意してほしいことは、 1.吐いたものや便には直接触れない. ※ビニール手袋やマスクを用い、触れたら十分に手を洗う。 2.吐いたものや便で汚れた衣類は分けて洗濯し、煮沸消毒や塩素系漂白剤で消毒した後に天日干しをする。 3.下痢している人の入浴はシャワーのみにするか最後に入浴させる。 ●ちなみに、本校では吐いたものを処理した「ぞうきん」だけでなく、給食の食器にかかったときも万が一にそなえ、全て廃棄処分としています。 子ども達の健康管理には充分にご注意ください。 (学校長) |