☆KAMINO151 そろそろ梅雨の季節ですが、心も身体も元気に過ごせるように楽しもぅ!☆

【かみの道徳小話#2】ぼくらは自分たちの力をもう少し信じていい

新型コロナウイルスの危機を乗り越えるため、

たくさんの方が発信をしています。



みなさんは、

三浦知良(みうらかずよし)選手

を知っていますか?

現在53歳。

サッカー選手の中でも最年長の選手です。


そんなカズ選手が

今回のコロナを乗り越えるために

次の発信をしたことが

話題になりました。



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すべての行動が制限されるわけでない

緊急事態宣言は「緩(ゆる)い」という声がある。


でもそれは、日本人の力を信じているからだと僕は信じたい。

きつく強制しなくても、一人ひとりのモラルで動いてくれると

信頼されたのだと受け止めたい。


戦争や災害で苦しいとき、

隣(となり)の人へ手を差し伸べ助け合ってきた。

暴動(ぼうどう)ではなく協調があった。

日本にはそんな例がたくさんある。

世界でも有数の生真面目(きまじめ)さ、規律の高さ。

それをサッカーの代表でも

日常のピッチでもみてきた。

僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。

日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。


「都市封鎖をしなくたって、

 被害を小さく食い止められた。

 やはり日本人は素晴らしい」。


そう記憶されるように。

力を発揮するなら今、

そうとらえて僕はできることをする。

ロックダウンでなく

「セルフ・ロックダウン」でいくよ。

http://www.kazu-miura.com/column/detail/?articl...より一部引用

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さて、カズ選手と同じく、日本に住むみなさんは、


どんなところが心に残りましたか?

どの部分を心のメモに残しておきたいですか?



カズ選手は次のように言いました。

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日本人はこういうとき、「やれるんだ」

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みなさんは、このカズ選手の言葉をどう思いますか?


賛成ですか?


反対ですか?


今から、200年ほど前、

江戸時代の終わりごろに日本にやってきた外国人は、

次のようなことを書き残しています。

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「日本人の生活には、節度がある」(フランシスコ・ザビエル)

※節度…ほどよい、適切などという意味


「挙動(きょどう)の礼儀正しさ、

他人の感情に就(つ)いての思いやり…

これ等(ら)は恵まれた階級の人々ばかりでなく、

最も貧しい人々も持っている特質である」(エドワード・モース)

―――――――――――――――


今から、200年ほど前の日本に住む人たちは、

このように思われていました。



さて、今、日本に住み、

コロナに立ち向かう

私たちはどうでしょうか?



200年ほど前の日本に住む人たちと同じようにできるでしょうか?



それとも、もっとすごいと思われることができるのでしょうか?


カズ選手の言葉をもう一度紹介します。

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僕らは自分たちの力をもう少し信じていい。日本人はこういうとき、「やれるんだ」と。

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いっしょに、がんばりましょう。
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