エノキの梢を見上げると鳥たちが、木の実をついばみにやってきます。 子どもたちは、地面に落ちている赤い実を見つけると、「宝石みたい!」と大切そうに拾い上げています。 笹船が うかんだよ森のササでつくった船を、森の池に浮かべます。せせらぎがありますので、うまくいくとスイスイ進むのです。「浮かんだ!」「進んだ!」「ひっくりかえった〜!」と大喜び。とってもぜいたくな遊びだと思います。 その様子を見た子どもたちが、次から次へと「作り方を教えてください」とやってきます。バランスよく浮かべるためには、最初の切り込みを、丁寧に入れる必要があるのですが、慣れないうちは、なかなか難しいようです。 カシの実のドングリもカシの木にも、ドングリがなりだしています。 えの森にあるカシは、「ウバメガシ」と「アラカシ」です。写真は、去年植えたばかりの苗木ですが、小さな実がしっかりと実っています。 明日は1年生の遠足です。広い公園で、たくさんドングリが拾えるといいですね。 えの森での学び 1年生
1年生がたんけんバッグを持って、えの森へ「あきさがし」にやってきました。
グループでお気に入りの場所を見つけ、ヘチマやイヌタデ、ザクロなど、思い思いに観察し、ワークシートに書き込んでいました。 「アケビコノハ」がいることを知らせると、「きれい!」「かわいい!」「大きな目玉がある!」と言いながら、忘れないように名前を書き、絵を描いている子もいました。 きれいな イモムシ
アケビのツルのところで、不思議な形のきれいなイモムシを見つけました。
「イモムシハンドブック」で調べたところ、「アケビコノハ」という蛾の幼虫だとわかりました。体の側面にギョロリとした目玉模様があります。外敵から身を守るためなのでしょうね。 じ〜っとして動かないので、サナギになりかけているのかと思って見ていると、のっそりと動き出し、アケビの葉をムシャムシャと食べ始めました。きれいで、かわいいイモムシです。 |