【献立紹介】6月10日(月)![]() ![]() 豚肉の梅風味焼き・五目汁・のりのつくだ煮・ご飯・牛乳です。 「つくだ煮」とは、魚介類や海藻などを塩や砂糖、しょうゆやだしなどで煮つめたものです。水分が少なく、調味料の防腐作用があるため、保存性が高まります。 江戸時代から保存食として食べられてきたつくだ煮は、佃島(現在の東京都中央区佃周辺)にちなんで生まれた東京都の名産品です。江戸幕府開府時に徳川家康が、墨田川河口の島に、摂津国西成郡佃村(現在の大阪市西淀川区佃)から漁師たちを移住させました。この島の漁師たちが、江戸幕府に献上して残った魚などを煮込み、保存食としていたものが、江戸から全国へ広まったとされています。 給食に登場するのりのつくだ煮は、砂糖、料理酒、みりん、こいくちしょうゆ、だしを合わせて煮、しいたけ(乾)とかつおぶし、きざみのりを加え、十分煮つめて作っています。 【献立紹介】6月7日(金)![]() ![]() 豚ひき肉とにらのそぼろ丼・じゃがいものみそ汁・さんどまめのごまあえ・牛乳です。 「海藻」は1万年前の貝塚などからも出土し、日本では昔から食用としていたことが分かります。 給食にはいろいろな種類の海藻が登場しています。のりや昆布、ひじき、わかめ、もずく、青のり、ミックス海藻などがあります。 海藻には、骨や歯を作るもとになるカルシウムや、体内の代謝を活発にして成長を促すヨウ素を多く含んでいます。 今日の「じゃがいものみそ汁」に、わかめが使用されています。 【献立紹介】6月6日(木)![]() ![]() サーモンフライ・豆乳スープ・きゅうりのバジル風味サラダ・おさつパン・牛乳です。 「大豆」は畑の肉といわれるように、たんぱく質を多く含んでいます。このほかにも、脂質、ビタミンB群、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物繊維などが含まれ、栄養バランスがよく栄養価の優れた食品です。 大豆からは、みそやしょうゆなどの調味料をはじめ、豆腐や納豆、油あげ、きな粉などの多くの大豆製品が作られています。 今日は、豆乳を使用したスープが登場しました。 【献立紹介】6月5日(水)![]() ![]() 八宝菜・あつあげのピリ辛じょうゆかけ・もやしの中華あえ・ご飯・ 牛乳です。 「八宝菜」は中国料理の一つで、いろいろな材料を使って炒め煮にしたものです。各種の材料を炒め、スープや調味料で味つけし、水溶きでん粉でとろみをつけます。 八宝菜は中国名で、「パーパオツァイ」といいます。八宝菜の「八」は数が多いことを意味する言葉で、よい材料をたくさん使って作った料理のことをいいます。 今回の給食では、豚肉、うずら卵、キャベツ、たまねぎ、にんじん、たけのこ、ピーマン、しいたけの8種類の材料を使用しています。 【献立紹介】6月4日(火)![]() ![]() 鶏肉のガーリック焼き・スープ・さんどまめとコーンのサラダ・黒糖 パン・牛乳です。 「三度豆」は、さやいんげんともいい、熟す前のいんげん豆をさやごと 食べることができる野菜です。栽培しやすく、1年に3度も収穫できる ことから三度豆と呼ばれています。 三度豆は、たんぱく質や食物繊維を多く含みます。また、カロテンなどのビタミン類も含まれています。 いんげん豆の原産地は、中央アメリカといわれており、日本には江戸時代の初めに伝わりました。 かつては露地栽培が中心だったので、本来の旬は6月から9月頃ですが、ハウス栽培も増え、通年出荷されています。 今日は、ゆでた三度豆とコーンでサラダにしていただきました。 |