「大切な日」と「感謝」 〜PTA会長 ご祝辞〜卒業生の保護者の皆様、本日は、お子様のご卒業おめでとうございます。心よりお喜び申し上げます。 また、6年間PTA活動にご理解とご協力を頂きましてありがとうございました。 さて、卒業生の皆さんに保護者代表してというより、私もこの伝統ある平尾小学校の卒業生なので、皆さんの先輩として[大切な日と感謝]についてお話しします。 皆さんが生まれた誕生日は、 「あなただけが特別な日ではない」 「あなたの家族にとっても大切な日」 「あなたが生まれた日、家族はどんな気持ちだったか」と、 これまで真剣に考えた事はありますか? あなたが生まれた日は、 あなたのお母さんが命がけで頑張ってくれた日。 あなたが生まれた日は、 あなたの家族があなたを初めて抱きしめてくれた日。 あなたの命が生まれた日、 あなたの家族はあなたが生まれた事をどれだけ喜んだでしょう。 あなたが生まれた日は、あなただけではなく、家族の方にとってもかけがえのない大切な日だという事をこれからもずっと忘れないで下さい。 そして、あなたが生まれてから 今日この日までのことを振り返って下さい。 あなたはどれだけの事をしてもらったでしょうか。 生まれて初めてもらったプレゼントってわかりますか? それは名前だと思います。 家族の方は、一生懸命考え、悩み、喜び、名前を付けてくれました。 風邪をひいた時、怪我をした時、 ずっとそばに居て心配してくれました。 あなたの美味しそうな笑顔やビックリする笑顔を思い、 朝早くから作ってくれたお弁当。 あなたの将来の事を誰よりも思ってくれて、 時には本気で叱ってくれました。 あなたが生まれて今日この日まで大切に大切に育ててくれました。 今日は、そんなあなたたちにとって大切な家族の方に素直に心から感謝の気持ちを言葉や手紙にしてみて下さい。 最後になりますが、細井校長先生をはじめとします、教職員の皆様、子どもたちにとって、この平尾小学校での6年間は本当にかけがえのない大切なものとなりました。この子達を大切に、時には厳しくご指導いただき、立派に卒業を迎える事ができる事、誠にありがとうございます。子どもたちは、卒業してからもいろいろと相談に来る事もあるかと思いますが、これからも子どもたちをよろしくお願いします。 卒業生の皆さんは、 たくましく、心優しく、「素晴らしい平尾の子」です! 本日の門出を迎えた平尾の子どもたちが、どこまでも広い大空に羽ばたく姿を想い、私自身も今、心豊かに幸せです。 卒業生のみなさんの素晴らしいご活躍を願いまして、お祝いの言葉とさせていただきます。 令和2年3月18日 大阪市立平尾小学校PTA会長 宮城孝弘 |