校長講話「心の通知票」4月10日にスタートした1学期も今日で終了します。みなさんの1学期はどうだったでしょうか。みなさんは今日、何かをもらいます。何をもらいますか?そう、通知票ですね。 そこには1学期の学校生活のみなさんの頑張りについて書かれています。 でも通知票には表せない、一人ひとりのみなさんの1学期がありましたね。 「心の通知票」が、もしあったとして、その通知票をつけるのは自分自身です。なぜなら、「心」は人には見えないからです。 では、1学期の自分を振り返ってみましょう。 1つ目は、自分が出来る精一杯のことを一生懸命やって、自分に恥ずかしくない毎日を送ることが出来たかどうかということです。 1.授業は、先生から言われてやるのではなく、自分から真剣に学ぶことが出来ましたか。 2.清掃や給食準備は無駄なおしゃべりはしないで、協力して出来ましたか。 3.係や委員会の仕事を自分から進んで取組みましたか。 4.登下校は帽子をきちんとかぶるなど、服装はきちんとしていましたか。 5.学習時間はしっかり勉強する、など時間を守ることが出来ましたか。 2つ目は、友だちを大切にして人の気持ちを考えることが出来たかどうかです。 1.自分だけ楽しければいい、人の気持ちは関係ないなんて思っていませんでしたか。 2.友だちが、いやだなあ、かなしいなあ、と思う言葉を平気で言ったりしませんでしたか。 3.授業を妨害したり、悪いことをしたりしている人を見て、注意をするどころか反対に一緒になって楽しんだり、はやしたてたりしていませんでしたか。 みなさんは自分の1学期にどんな通知表がつきましたか。 できなかったと思うところは、2学期できるようになることを期待していますよ。 さて、いよいよ明日から夏休みが始まります。この夏休みは36日もあります。 でも、夏休みはあっという間に終わってしまします。せっかくですから、この夏休みを楽しいものにしましょう。そのためには何かめあてを持って過ごすといいですね。めあてというのは、例えば 「ちょっと難しい本を最後まで読んでみる」とか、 「平泳ぎで50m泳げるようになる」とか、 「お料理でも手芸でも工作でも何でもいいから手作りに挑戦する」など、学校に行かなくてもいい長い夏休みだからこそ、できることがいいですね。 学校の授業はないけれど、みなさんの心と体と頭脳の成長は止まるわけではありません。夏休みにしかできないことや体験をたくさんして頭脳と心を鍛えましょう。 そして何よりも、病気やけが、事故に合わない様に体を守りましょう。 それでは、8月25日には、みんな元気な顔で始業式ができることを願って、校長先生のお話を終ります。 |
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