あさって(9月8日)はどんな日惑星の中で、特徴的で皆さんが1番良く知っている惑星と言えば「土星」ではないでしょうか。土星は、美しい環(わ)を持つ惑星です。そんな土星が9月8日に「衝(しょう)」となります。 衝とは、地球から見て太陽とちょうど反対側になる瞬間のことです。 地球が太陽と他の天体の間にある場合にのみ発生することで、衝の頃の土星は、地球との距離が近くなり、衝の前後数日間は0.4等という明るさで夜空に輝きます。さらに、見かけの直径(視直径)も大きく、望遠鏡で拡大するとさらに見ごたえのある様子を観察することができるそうです。 衝の頃の土星は、太陽が沈む夕方の頃に東の空から昇り、太陽が昇る明け方の頃に西の空に沈みます。一晩中見ることができるので観察しやすいシーズンとも言えますね。 ちなみに、土星以外に木星、天王星、海王星にも環がありますが、小望遠鏡で見事な環を見ることができる惑星は土星だけです。大きな望遠鏡で見ると、環の構造や本体の縞模様などを見ることもできるので、機会があれば天文台や科学館などが開催する天体観望会に参加するのも良いでしょう。 |
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