4月の宵の空おおぐま座のしっぽにあたるところに「北斗七星」があります。その6番目の星「ミザール」のすぐ近くに、「アルコル」という暗い星があります。目が良い人なら肉眼で「アルコル」を見つけられるため、これが見えるかどうかが視力検査に使われたと言われています。 1650年に「ミザール」が「二重星」であることを最初に発見したのは、イタリアのリッチョーリです。 「二重星」って? 天球上で極めて接近して見える2つの星のことを「二重星」と言います。非常に接近しているため、肉眼では1つの星に見えるけれども、望遠鏡などで観測することで2つに分解されるものもあります。 よく似た星では、お互いの星が万有引力によって周回しているものを「連星」と言います。 みなさんは、「二重星」を見つけることができますか? |
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