ニュースで言ってた「太陽フレア」って何?写真で示しているように、太陽は燃えているのではなく、核融合という反応で膨大なエネルギーを生み出し、光と熱を出しています。「太陽フレア」とは、不定期に発生する爆発的な増光現象です。「数分から数時間のタイムスケールで起こる多波長の増光現象」と定義されるそうです。 多波長の増光とは、電波・マイクロ波・Hα線・極端紫外線・軟X線・硬X線・ガンマ線における増光が見られることをいいます。 「太陽フレア」が起きるとガスや高エネルギーの粒子などが大量に放出されます。それが地球に届き、地上では「磁気嵐」が観測されます。そのためニュースでは、通信などの障害に注意が呼びかけられていました。 また、爆発時に放出される電気を帯びたガス(プラズマ)が地球の大気に含まれる酸素や窒素などと衝突し発光したことで、オーロラの出現が各国で見られました。日本でも北海道や石川県で観測されたとニュースになりました。 一口に「太陽フレア」といっても、たくさんの要素があります。興味がある人は、いろいろと調べてみましょう。わかったことは、また教えてちょうだいね。 ※写真は、大阪市教育委員会発行「理科は面白い(太陽と月)」より |
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