1/16(月)全校集会

 定例の全校集会を実施しました。校長先生の講話を紹介します。

 おはようございます。
 明日1月17日は阪神・淡路大震災が起こって28年目にあたります。神戸を中心に震災で亡くなられた約6,500人の鎮魂・追悼を、発生日時の1月17日5時46分に合わせて黙祷を捧げます。この後にも東日本大震災、大阪北部地震、熊本大震災など各地で震災が起こり、多くの人命と甚大な被害が出ています。自然現象はどうにもなりませんが、尊い人命を失った震災を過去のものとはせず防災の心得を持つことは大切なことです。先週11日に気象庁で地震に関する有識者会議が開かれ、マグニチュード8、9クラスの南海トラフ地震が今後30年以内に発生する確率が80%と発表されました。いつ起こるかもしれないという危機感をもって、今自分にできる準備を考えてほしいと思います。1月27日には3年生でHUG 避難所運営ゲームを行います。中学生も地域の防災リーダーの一端を担う者、という心がけを持ってしっかり学んでもらいたいと思います。
 さて、始業式でこの一年間を振り返りより良い準備をして新学年を迎えられる3学期にしましょうという話をしましたが、今年のみなさんの決意・目標は定っていますか。例えば「新しいことにチャレンジして自分を変える」とか、「難しくても諦めず取り組む」など、大まかな心意気の目標でもいいし、または、「毎日大きな声で挨拶しよう」とか、「一日一ツはゴミを拾おう」とか、より現実的で具体的な目標でもいいと思います。失敗を恐れずチャレンジし続けることが大切です。それは何事においても誰についてもいえることだと思います。例えば、足腰を悪くして車椅子を使用するようになったご老人が、座ってでも出来るケン玉を始めてみようと思われるのもチャレンジです。チャレンジをし続ける人は、年齢に関係なく成長し続ける人だと私は思います。
 今週金曜日(20日)は、24節気の最後となる「大寒」で、2月3日まで一年で最も寒さが厳しい時期となります。寒さ厳しいこの時期は、植物も地上での成長は望めず土の中・根っこでしっかり栄養を蓄え来るべき春に備えます。
 「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」 。誰にでも、何をやってもうまくいかないような、厳しい時期はあるものです。そんなときは、悲しんだり苦しんだりして、心をすり減らすのはやめましょう。今は花が咲く時期ではないのだと、気持ちを切り替えることが大切です。そしてチャレンジと失敗を繰り返しながらも自分が信じた地道な努力をこつこつと続けること。すなわち、下へ下へと根を伸ばすのです。その努力やチャレンジや失敗 の繰り返しの経験が、運命的なタイミングで、然るべき時に、きっとそれが花となって咲きます。思っているだけ、考えているだけでは、どんなに素晴らしいアイディアも、ただの紙くずになってしまいます。行動することで経験値を上げ、自分の根っこをどんどん太く伸ばしてください。皆さん一人一人の個性あふれた1年の花、2年の花、3年の花が咲くことを楽しみにし ています。
 最後に、平野区でも、3学期に入ってインフルエンザやコロナ感染症陽性者が増えてきています。手洗い、うがい、感染症対策に油断することなく体調管理に努めてください。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

学校からの連絡

月中行事表

がんばる先生支援事業