2/5(月)全校集会を行いました

 定例の全校集会を行いました。校長先生の講話を紹介します。

 おはようございます。
 先週で2年生の学年休業は解除されましたが、まだ風邪症状のある人も多く油断はできません。感染症予防の対策を、継続して実践してください。
 今週末の10日、11日は私立高校などの入試です。そして19日、20日は公立高校の特別選抜入試、3月11日は公立高校の一般入試と続きます。いよいよ3年生76期生は、進路獲得に向けての正念場を迎えます。2年生、1年生のみなさんもまだまだ先のことのように思うかも知れませんが、あっという間にその時期がやってきますので、今からするお話も3年生と同じ気持ちで聞いてください。
 今日は、特に3年生のみなさんに、この時期に大切にしてほしいことをお話したいと思います。それは「平常心」です。入試が近づき、3年生のみなさんの心には不安や緊張感などがあることでしょう。それらを乗り越えるためには、「平常心」が大きな力になります。「平常心」とは字のとおり、普段どおりの落ち着いた心や、何事にも動じない心のことをいいます。「平常心」で入試に臨むためには、心が乱れないように、まずは心の外側の生活のかたち・リズムを整えることが大切です。生活リズムを整えて毎日過ごすことで、心の乱れを鎮め、いつものように当日を迎えることができるのです。夜型から朝型への生活リズムの切り換えはもう終わっていると思いますので、あとは試験当日まで無理をしないように気をつけて過ごしてください。これが一つめの「平常心」です。
 さて二つめの「平常心」ですが、仏教の禅宗の教えによると、その意味は“何事にも動じない心”を表していたわけではないようです。禅の教えでは、「平常心」とは“何ものにもとらわれず自分の心に素直であること“を表しているそうです。つまり、嬉しいときは嬉しい、悲しいときは悲しいと無理をせず、繕わず、ありのままの自分の心を真正面から受け止める、それが本当の「平常心」だといいます。ですから、3年生のみなさんも、緊張や不安や自分の弱さを感じたなら、いったん素直に認めてがっつり受け止めてください。しかし、ここまでみなさんは、自分なりに努力を積み重ねてきたことと思います。もしかすると、なかにはあまり頑張れなかった、努力不足だったと思っている人もいるかもしれません。でも、いつも通りの力を出せば必ず乗り越えられる、そのように進路選択をしてきたはずです。だから、緊張も不安もあるでしょうが全く慌てる必要はありません。全てを想定内として、この「平常心」で入試に臨み、十分に自分の力を発揮してきてほしいと思っています。応援しています。
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