『全国学校給食週間』が始まります本来の記念日は12月24日ですが、当時制定された頃が冬休みに重なるということもあり、1ヵ月ずらしたというエピソードもあります。 この期間を通して、食べ物の大切さや作る人の思いを知り、感謝の気持ちをもって食事をすることができるようになってほしいと思います。 写真はこの期間に向け、本日の献立(ポークカレーライス)を「ラッキースター&ハートにんじん」として実施した給食時の様子です。 特に「ハートにんじん」は年に1回1つだけということもあり、それぞれの学級で盛り上がりを見せたようです。 本校では、給食調理員さんがにんじんの「型抜き」作業をしますが、数が多いため一苦労。。。 感謝の心をもつきっかけとなってくれればと思います。 写真左 2年生の喫食の様子 写真中 本日の献立(ポークカレーライス・ごぼうサラダ・アーモンドフィッシュ・牛乳) 写真右 1年生で「ハートにんじん」が当たった児童とお友だち 学校給食に『なにわの伝統野菜』が登場です(田辺だいこんのみそ汁・田辺だいこんとはくさいの煮もの) 「田辺だいこん」は毎年本校でも学習園で栽培している野菜であり、この日に合わせて朝から収穫した新鮮なだいこんを、職員室と給食室の前に展示しました。 サイズは20cmにも満たない小ぶりなものですが、子どもたちは珍しそうに歓声をあげながら見てくれました。 もちろん、学校で収穫した野菜を給食で使用することはできませんが、(財)大阪市学校給食協会より納品されただいこんは約40〜50cmとしっかりしたサイズでした。 学校で栽培した野菜が実際の給食で登場するのは、子どもたちが生産にかかわった食材が調理〜喫食できることであり、2年生のおいもパーティなどと同じように食への意欲が高まる活動だといえます。 前日には、『なにわの伝統野菜』への関心を高めるため、「天王寺かぶら」も展示しましたが、こちらも好評でした。 (写真左)今朝「田辺だいこん」を収穫しました。 (写真中)2年生の子どもたちが給食室前で「田辺だいこん」を見ているところ。 (写真右)1年生の教室で「田辺だいこん」の給食を食べているところ。 『異学年ふれあい交流給食』を実施しましたこれは児童会活動の一環として、兄弟学年の児童同士で給食を食べるというもの。 1年生は6年生、2年生は5年生、3年生は4年生と振り分ける学年をあらかじめ決めておき、半分の児童同士が入れ替わって食べます。 最初は緊張していた児童も、次第に打ち解けあい、どの学級もかなり盛り上がったようです。 給食後は昼休みを利用して、教室や運動場で異なった学年同士が楽しく遊ぶ姿も見られました。 『コメづくり』が終わりましたコメが実りはじめ、黄金色に色づくと、子どもたちや先生方から「スズメが来てる!」「コメ食べてるで」といった連絡があり、見に行くごとに少しずつ穂先からコメがなくなっていました。 事前に「スズメ防止ネット」を掛けていたにもかかわらず、自然に生きる鳥の前では『無用の長物』だったようで、写真のように「スズメの○○○」ほどの収穫量となりました。。。(涙) モミ摺り後は、残った玄米をありがたくいただきました。 『食の命』に感謝するばかりです。 『なまりぶしのしょうが煮』の好ききらい調べを実施しました結果は(総計355人中)、 好き「224人(63%)」 ふつう「96人(27%)」 きらい「35人(10%)」でした。 好きの理由として、 「ほねがほとんどないし、しょうがも好きだから。」 「もともとしょうがが好きで、魚とよく合う味だから。」 「味が濃くて、ごはんととても合うから。」 などがあり、 きらいの理由として、 「少し すっぱかったから。」 「かたすぎて、食べるのに時間がかかる。」 「魚自体がきらいだから。」 などがありました。 ご家庭で『なまりぶし』が食卓に上がる機会は、どれくらいあるでしょうか? 古くから日本の「味」として、食文化の継承という観点から魚を使った献立も 積極的に取り入れています。 今後も、「おいしい!」と喜んでもらえる学校給食になるよう努めます。 |
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