11月29日 吾 唯 足るを 知る

 朝、登校中の子どもたちを自転車で見まわっていますと、竜安寺の石庭に置かれているのと同じ言葉を刻んだつくばいが目に留まりました。
 水が溜まっている部分を漢字の「口」に見立てて、右回りに 「吾 唯 足るを知る」と読みます。他人と比べるのではなく、自分にとって必要なものを知り、そこで満足すると本当の意味で豊かな人生を送ることができるという意味だそうです。最近では、ウルグアイのホセ・ムヒカ大統領の「貧乏な人とは少ししかものを持っていない人ではなく、多くの物が必要で、無限の欲がある人のことです。」という、リオ会議での言葉が大変有名になりました。
 確かに人間は、欲があるから努力をするわけですが、物欲に振り回されるようではいつまでたっても幸せには届かないのかも知れません。こんなに意味深いものが、無造作に道端におかれている、福町の懐の深さを知りました。
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