お話会教室の電灯を消し、語り手の横の机にローソクをたて、ゆったりとした静かな雰囲気の中、お話を聞かせていただきました。ブックサポートさんによる絵本の読みきかせとはまた違った雰囲気です。読み聞かせではないので、絵はまったくありません。子どもたちは頭の中で、目には見えない「おはなし」の世界を想像するのです。語り手の方が感情を込めてお話しされるのを、子どもたちは食い入るように聞き入っていました。映像から情報を得ることが多い今日、音声言語や文字言語から情景を想像することはとても大切なことです。 語り手の方からは、「毎年、来させてもらっているので、みんなが楽しみに待ってくれている。お話の世界に没頭してくれ、目と目が合うのがうれしい。」という感想もいただきました。 5年 天満市場で「いらっしゃいませ!」10月12日(木)、5年生が天満市場で職業体験をさせていただきました。総合的な学習の時間での授業ですが、一人ひとりの社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育成することを通してキャリア発達を促す、「キャリア教育」の一環として実施しています。毎年、天満市場にご協力いただき実施している学習で、今年は、14店舗にご協力いただきました。 子どもたちは、青果店や鮮魚店、漬物屋さん、スーパーマーケットなどで、「いらっしゃいませ〜!」と声を張り上げて呼び込みをしたり、重さを量って袋詰めをしたり、商品を並べたりしました。バックヤードにごみを捨てに行ったり、冷凍室に商品を取りに行ったりするなど、ふだん見ることができない市場の舞台裏も経験しました。中には、本業の魚屋さんかと見紛うほどの呼び込みをする子も。どの子どもも初めての経験に働くことの楽しさを知る一方で、大変さや喜びも感じることができました。 ご協力いただきました天満市場の皆様、ありがとうございました。 地域の皆様のご理解とご協力のおかげで、菅北小学校の児童は地域の特色を活かしながら多くのことを学ばせていただいています。キャリア教育に関しては、今回の5年生で職業体験のほかにも、2年生が天満市場を見学し、お店でインタビューをさせていただきます。また、年明けには、天神橋筋商店街くらしの今昔館付近で、6年生が「キッズマート」を開催させていただく予定です。 5年総合「心のかべをとりのぞこう」3 <学習ボランティア>そこで、10月4日(水)、妊婦さんや身体に障がいのある人(視覚・聴覚・肢体不自由)、高齢者、日本語が分からない外国人のグループに分かれて、菅北の街をその人たちの視点でフィールドワークしました。6つののグループに分かれるので、保護者有志の方々にも、学習ボランティアとして付き添っていただきました。おかげで、子どもたちは安全にフィールドワークを進めることができ、街の中でそれらの人々にとってバリアになっていることを見付けることができました。ありがとうございます。 陸上運動ゲストティーチャー23年生は、短距離走のスタートのコツとして、(1)利き足(体を前に倒した時に、先に出る方の足)を後ろに引いて構え、利き足から1歩目を踏み出すこと、(2)スタンディングスタートの際、体を低く構えること、(3)足裏を地面にべったり付けるのではなく、馬のように軽やかに蹴りだすことを教えていただきました。 6年生は、昨年度5年生の時に、陸上競技 元走り幅跳び選手の荒川大輔さんによる「トップアスリート『夢・授業』」を受けており、その時に走り方のコツを教えていただいています。今回は、陸上競技のインストラクターの方々からリレーのバトンパスを教えていただきました。6年生は、来る11/1(水)「スポーツ交歓会」に参加します。その際、学校対抗のリレーがあるので、大いに参考になりました。また、リレーについて学習した後、走り幅跳びのコツを教えていただきました。助走距離の決め方についても教えていただき、短時間の指導で跳躍距離を延ばすことができました。 1年 おなか元気教室「おなか元気教室」では、「早寝・早起き・朝ごはん・朝ウンチ」のテーマに基づいて、食べ物の消化・吸収と排便を担うおなか(腸)のしくみ、いいウンチを出すための生活習慣、おなか(腸)にすみつく細菌とおなか(腸)の健康について学習をしました。 授業の中では、実際の小腸の長さをロープで示してくださったり、大切なことをクイズ形式でわかりやすく教えてくださったり、「ウンチでサンバ」のダンスをいっしょに踊ってくださったりしました。 子どもたちは、たくさん考えてたくさん発表し、健康な生活を送るためには「早寝・早起き・朝ごはん・朝ウンチ」が大切であることを楽しみながら学ぶことができました。ご家庭でも「早寝・早起き・朝ごはん・朝ウンチ」を合言葉に、「おなか元気」に過ごしていただけたらと思います。 |
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