８月６日（水）の午後、７校の小中学生が集まって『子ども平和集会』が行われました。まずは、本校の講堂に集まって、子どもたちのよる発表です。７校の子どもたちによる絵本「りゅう子の白い旗」のをリレー形式で舞台で読んでいきました。一人一人が自分の分担のところをしっかりと覚え、みんなで１つの絵本の読みを完成させます。やたなか小中一貫校の子どもたちもがんばていました。
　全体での集会の後は、班別に行動します。「昔遊びコーナー」や「ビデオ鑑賞コーナー」「物作りコーナー」「○×ピースクイズコーナー」を、中学生のリーダーのもと順番に回っていきます。みんな楽しんでいました。

　５年生から９年生の第２部の取り組みは、講堂で行いました。ビデオ「夏服の少女たち」を見て、自分たちの感じたことや考えたことをまとめました。「原爆が落ちる瞬間までは、本当に普通の生活を送っていた事がすごく伝わって、すごく悲しい気持ちになりました。あんなに若いのに命をなくしてしまうのは本当につらいです。私たちは、彼女らのためにも今を大切に生きていくと決めました。」

　３・４年生の第２部の取り組みは、視聴覚室で行いました。ビデオ「しんちゃんの三輪車」を見て、各自で考えことや感想を書きました。感想を１つ紹介します。「むかしはこんなことがたくさんあって、何千人もの人が死んだ事がわかった。爆弾を落として町中が燃えたり人も燃えたりするから、二度とあってほしくない。生き残った人がいても、子どもを失ったり、母を失ったり、父を失ったりするからあってほしくない。これからも平和な国で、人の命を大事にすることが大切なのが伝わった。」

　第２部では、１年生から４年生は図書室へ移動しました。最初に、８月６日のこと、みんなに知ってほしいことなどを先生から話をしてもらいました。そして、ビデオ「はとよ・ひろしまの空を」を見ました。みんな真剣に見ていました。

　講堂の前の掲示板に、１年生から９年生まですべての学年の１学期の平和学習の展示をしています。各学年とも、互いの展示を見学しあいました。また、午後からは、７校の子どもたちが集まっての「平和集会」もあります。そこでも、みんなに見てもらいます。