すべての子どもが学べる授業づくり「授業のユニバーサル・デザイン」とは、すべての子どもが楽しく『わかる・できる』ように、工夫や配慮された授業づくりのことです。昨日は日本授業UD(ユニバーサル・デザイン)学会の辻本 学先生を講師としてお招きし、研修をしていただきました。 宮原小学校では昨年度、新しく教科となった道徳科について研究に取り組みました。その際、「考え深める道徳」をするために、ユニバーサル・デザインの観点から「焦点化・視覚化・共有化」の3つを研究の視点として設定しました。今年度は昨年までの研究を発展させ、他の教科でもユニバーサル・デザインを取り入れた授業づくりを目指して研究をしていきます。 辻本先生はこれまでのご自身の実践と研究から、4年生の国語(物語)や3年生の社会(スーパーの工夫)、1年生の算数(減法)など、具体的な授業を提示してお話してくださいました。子ども達が学びたくなる、そして友達と共有することで深まっていく「仕掛け」が、授業づくりの工夫や配慮となることがわかりました。 |
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