研究討議会・音楽研修会研究授業後の討議会では、今回の授業で取り組まれたユニバーサルデザインの視点に基づいた指導が、どのように効果的であったのかについて話し合いをしました。指導者の意図が上手く結びついていた点や、さらに改善した方が良かった点、また低学年の鍵盤ハーモニカの指導や中学年のリコーダーの指導における疑問なども出て、指導上の課題や気をつけることなども深めることができました。 講師としてお招きした戎博志先生は、音楽の指導法の研修会を数多く開いておられる方です。討議会では今回の授業の講評をしていただき、また教員から出た意見や疑問にも丁寧なお答えをいただきました。 続けて行われた研修会では、小学校の音楽でよく使われるソプラノ・リコーダーを使い、指導法について教えていただきました。楽器の苦手な児童でも簡単に参加できる曲を紹介していただいき、また実際にリコーダーを吹きながらどのような指導をすれば音色が美しくなるかを教えていただきました。 1年3組 研究授業「まねっこ遊びで 楽しくメロディーをふこう」5時限目に1年3組で、どの子も参加できるユニバーサルデザインの視点を取り入れた音楽の指導法について、研究授業を行いました。 授業が始まる頃には教室にたくさんの先生が集まってきて、可愛らしい1年生を囲むように座ります。1年3組の子ども達はドキドキしたり、ワクワクしたり。担任の先生とふだんから取り組んでいる、鍵盤ハーモニカを使った授業を見せてくれました。 鍵盤ハーモニカの1音や2音だけを使って、みんなが良くしっている名曲に合わせて音を鳴らしたり、機関車に返信して教室の中を歩きながらならしたり。「♪シーソーららら」という曲では、シーソーの動きをまねて体を動かしながら演奏をしました。1年生の子ども達は体を動かすのが大好きなので、音楽と動きの楽しさを味わって自然と笑顔がこぼれてきました。 「♪どんぐりさんのおうち」という曲では、お友達と机を合わせてグループをつくり、自分が演奏する部分をリレーのようにつないで一つの曲を演奏しました。 6年生 「大名行列はなんのため?」6年生は社会で歴史の学習をします。今日は、兵庫教育大学の吉國 秀人先生をゲストティーチャーとしてお招きし、「江戸時代の参勤交代」というテーマで特別授業をしていただきました。 まず始めに、徳川家康と江戸幕府について、これまでの学習をふりかえりました。そして、江戸幕府で行われた「参勤交代」の制度についてお話を聞きました。次に、講堂に広げられた大きくて長い巻き物を子ども達が取り囲んで、じっと観察をしました。「大名は立派なカゴに乗っているわ。」や「長いヤリや鉄砲をいっぱい持っているね。」、「馬や鷹も描かれているよ。」と、子ども達からいろいろなつぶやきが出てきました。 最後に、吉國先生から「このように大勢の人で行列を目立たせると、誰が得をするだろうか?」、そして「たくさんの武器(ヤリ)で行列を目立たせると、誰が得をするだろうか?」と質問が投げかけられました。子ども達は、「大名行列は誰が、何のためにしていたのだろう?」と、新たな視点で考えていました。 がんばった ご褒美に月曜日の児童朝会を運動場で行うのは、ひさしぶりのことです。今朝はたくさんの表彰がありました。 まずは、理科展に夏休みの自由研究を出した児童の中から、3人の児童が佳作をいただきました。校長先生から自由研究のテーマが紹介され、一人ずつ賞状が手渡されました。テーマにそって夏休みのあいだ観察を続けたり、実験をしたりしたものを、わかりやすくまとめることができていました。 次に、今年度の前半で読書をがんばった子ども達も表彰されました。読んだ本について記録と簡単な感想を書く「読書ノート」で、1年生から4年生は100冊を、5年生と6年生は50冊を達成した子ども達です。賞状をもらう人数が多いので、名前を呼ばれた児童が立ち、6年生が代表で校長先生から賞状が贈られました。後で、担任の先生から一人ひとり、図書委員会がつくってくれた賞状をもらいました。 2年生 生活科「焼きいもパーティー♪」二日前にイモ掘りをしてから、2年生の子ども達はワクワクしっぱなし。自分たちが収穫したサツマイモで焼きいもをするのを、すごく楽しみにしていました。 サツマイモをきれいに洗って、一つ一つをアルミホイルで巻きます。木曜日の1時間目に、そのイモを2年生のみんなで「まいど学習園」に届けると、お手伝いをしてくださっているみなじいが、朝から火をおこして準備をしてくれていました。 お昼が過ぎて5時間目。まいど学習園に入り、みなじいや担任の先生、管理作業員さんから黒くなったアルミホイルに包まれた芋を、一人ずつ手渡してもらいました。ほんのり温かいアルミホイルをはがしていくと、中からつやつやの焼きイモが出てきました。 焼きイモをほおばった子ども達は、「おいし〜い!」や「あまぁい♪」と、とっても嬉しそうです。実りの秋の美味しさを、子ども達はしっかりと味わっていました。 |
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