おおひとやま(1年道徳) (2月8日)
1年生の道徳の教材に「おおひとやま」というお話があります。
むかし、「おおひとやま」とよばれるとても高く美しい山がありました。あまりにも高く美しいので、「おおひとやまの石を持っていると幸せになれる」といううわさが広まり、多くの人が石を持ち帰ったため、「おおひとやま」はどんどん低くなり、美しさも損なわれていきました。 ついには「持ち帰り禁止」の掲示がされることとなりましたが、それでも人々は 「自分一人ぐらい、持ち帰っても大丈夫さ」 と考え、石の持ち帰りはなくなりませんでした。 ある日、村を嵐が襲いますが、これまで人々を雨風から守ってきた「おおひとやま」に村を守る力は残っていませんでした…。 このお話から何を学び取っていくか、班での話し合い活動も交えながら 「自分だけ」とか「少しだけなら」 という考えをすべての人がしてしまうとどうなるのか、みんなで真剣に考えることができました。 |
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