大阪市全校で教員公募とは?
日曜日の朝刊一面に、大阪市の教育に関する記事が掲載されていました。
それは「教員の公募」です。一度読んでもなかなかわかりにくい記事だと思いますので少し解説いたします。(ただ、校長の私自身も新聞で初めて読んだ内容で事前説明は受けていません。)
大阪市の公立学校の教員は、原則として、初めて教員に採用された新任校であれば4年、二校目以降であれば7年で転勤の対象となります。
その際、どこの学校に転任するかの希望は述べることができず、大阪市教育委員会の異動計画に従うことが一般的でした。
しかし、今回の「教員公募」はそれぞれの学校が希望する教員を直接募集することを認める制度です。
転勤の対象となった教員が「ぜひ、○○小学校で勤務したい」と願えば、その学校の公募に志願することとなります。しかし、この公募枠で教員の異動を認めるのは各校1名で、もし3名の希望者があった場合、希望がかなわなかった残り2名の教員は、従来通りの転任となります。
しかし、この制度には、功罪相半ばする問題を含んでいます。
長所はもちろん、校長が求める教員を積極的に公募することにより学校の特色化を図り、教員のやる気を引き出すことができるということです。
それと同時に、公募をしても、一部の人気校にのみ優秀な教員が集中し、荒れた学校や交通の便の悪い学校などには人が集まらず、長期的にみた場合には学校間格差が広がるのではないかという心配もあります。
まず来春の異動で、試験的に100校を対象に実施し(本校がその対象校になっているかどうかは全くわかりません)、再来年には大阪市の全429小中学校で実施される予定です。
今回は、一報ということで簡単に「教員の公募」の概略を説明しましたが、お分かりいただけましたでしょうか。詳しいことがわかり次第改めてお知らせいたします。 (学校長)
【お知らせ】 2013-10-07 13:33 up!
児童いきいき放課後事業について
以前にご連絡していました「児童いきいき放課後事業」の運営・管理業務を行う事業者が決まりました。
東淀川区は、従来どおり【大阪市教育振興公社】です。
詳細は大阪市のHPにアップされています。
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kodomo/0...
(このURLをクリックすれば、直接当該の記事につながります)
○ 大阪市のHPに接続
○ 左端、縦に並んだ緑色のタブ(7番目)「報道発表資料」
○ 10月2日公開の5番目の記事 (学校長)
【お知らせ】 2013-10-03 16:35 up!
指定校変更についてのお知らせ
本日、東淀川区役所から依頼を受けた「東淀川区における指定校変更の要件について」のプリントを児童に配布しました。
次年度から実施される東淀川区の就学制度改善について説明されていますが、詳細については残念ながら学校にも分かりません。
各校の受入れ人数等については、今後「学校・区役所・大阪市委員会」との協議で決定します。詳細が決まり次第、保護者の皆様にお伝えいたしますが、現段階で不明なことやご質問があれば、直接区役所の担当にお問い合わせください。
東淀川区役所窓口サービス課(住民情報)
(電話) 06−4809−9963
(学校長)
【お知らせ】 2013-10-02 10:45 up! *