12月5日 自分も人も大切にする
写真は、HIV/エイズへの理解と支援を示すレッドリボンです。大切な友人が送ってくださいました。この方は、だれよりも思慮深く、愛情にあふれた医療従事者で、投稿者にもたくさんの示唆をくださっています。
撮る人が撮ると、こんなにも映えるんですね! さて、今日の夕方、心斎橋のchotCASTで、世界エイズデーにちなんだ無料・匿名のHIV即日検査を行います。投稿者は、ボランティアとして参加予定です。この検査は、ごくわずかな採血で、HIVと梅毒、B型肝炎の感染の有無がわかるという、優れものです。 HIVなどの性感染症は、新型コロナウイルスと同様、自覚症状のないものが多いです。知らないうちに感染し、気づかないまま病気が進行することがあります。だからこそ、検査が必要です。 検査は、恥ずかしいものでなく、むしろ自分も人も大切にする証です。ご検討くだされば、幸いです。ちなみに、HIVの検査会場には、アベック(死語)いえ、パートナー同士で来られる方もいらっしゃいます。 ご参考まで⇒全国HIV検査相談マップ ここ数日、感染症や検査について、深く考える機会に恵まれました。 人と人が社会で生きる限り、感染症はなくなりません。予防はもちろん大切ですが、共生はもっと大切です。 感染された方は、心身ともに大きく傷ついていらっしゃいます。もしその方に、感染して申し訳ありませんと言わせるとしたら、二重の苦しみを負わせることになります。そうではなくて、大切なことは、「お互いに気をつけましょうね」「心配なら、検査にいきましょう」というメッセージではないでしょうか。 昨日12月4日から始まった人権週間に寄せて |