なにわ伝統野菜日記1「玉造黒門越瓜」
100年以上前から大阪市内で栽培される「なにわ伝統野菜」の一つである「玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)」を東成区役所から寄付いただきました。
「名物名産略記」(天保7年)によると玉造周辺で作られていた瓜は、玉造黒門越瓜と言われていたそうです。 果実は太くて長くて濃緑色、八から九条の縦縞があり、ぬか漬けがおいしかったことから名産となったそうです。 東成区役所では毎年8月の区民祭を開催し、伝統野菜コーナーでは、ぬか漬けやゼリーの試食を行っています。また、東成区のキャラクターは「うりちゃん」です。 古くから食文化が栄え、その食文化を支えてきた大阪独自の野菜である「なにわ伝統野菜」の復活をめざし、今里小学校では今後、観察日記を更新していきたいと思います。 |