東成区の全ての小学校6年生が集い、区民センター大ホールを会場に「平和学習会」が開催されました。4年前に作成された戦争体験のインタビューを編集したDVDを鑑賞し、戦争当時に小学生、中学生であった区内のお年寄りの体験をお聞きしました。その後、DVDに出演された方々の代表者から直接、体験をお聞きしたり、各小学校の代表児童の質問に答えていただきました。神路小学校の代表児童は、大阪大空襲のお話に関心を持ち、大空襲の前と後での気持ちの変化について質問をしました。語り部の方から、お兄さんが亡くなり、そのショックでお父さんが精神的に落ち込まれたことや集団疎開先で毎日泣いて暮らしたこと、食糧を子どもたちで村を回って集めたことなど戦中戦後の厳しい暮らしの様子と戦争の恐ろしさをお聞きすることができました。
今の平和な時代に暮らしていることへの感謝の気持ちと自分たちで平和な社会、世界を守っていく努力をしないといけないと決意を新たにしました。