海の幸『さば(長崎産)』834切れ、冬が旬の『ブロッコリー』を33余kg使いました!(1/21の給食)
今日のメニューは「さばのみそ煮(2年1回)、五目汁、ブロッコリーのごまあえ(年1回)、ごはん、牛乳」でした。
「さばのみそ煮」は、さば(二枚おろしの骨付き 1切:60g)を千切りしょうが、砂糖、みりん、赤みそで煮含めました(だしこんぶを落としぶたとして使用)。 「ブロッコリーのごまあえ」は、蒸したブロッコリー(2枚目の写真)に、砂糖、しょうゆで味付けし、ごまをふった和えものです。 *「さば」豆知識 青魚の代表選手。良質のたんぱく質と脂質が豊富で、ビタミンB群がバランスよくたっぷり含まれています。豊富な脂質には、血液をサラサラにしてくれるEPAや脳の働きを活発にしてくれるDHAがたっぷり含まれています。大いに食べたい魚です。給食で二枚おろしの骨付きさばの初使用は1990年1月〜で、今年で33年になります。給食では、12月、1月にさばを使用しています。 *「ブロッコリー」豆知識 地中海沿岸原産の野生のキャベツを改良したもので、頭頂部のつぼみ(1個のブロッコリーに3万〜4万個あります)と茎を食べる野菜。日本へは明治初期に伝わり、本格的栽培が始まったのは戦後で、よく食べられるようになったのは1970年代からです。冬野菜の王様と呼んでいいくらい栄養価が高く、カロテン(体内でビタミンAになる)、ビタミンC(キャヘツの3倍)が豊富です。 給食でブロッコリーの初使用は1989年1月〜で、今年で34年になります。11〜2月に月1回使用しています。今日は生産量第4位の香川県から届きました。 ほとんどの児童が「さばのみそ煮」がおいしいと手を上げた6年生の教室で・・・ ・骨が多く食べにくいけど、みその甘さ、しょうがの風味があり、ご飯がよく進むおいしいみそ煮! ・さばの身は軟らかく、しょうがで生ぐさみがとれ、さばにみそがからみ、うまい! ・きのこは苦手だけど、今日の五目汁のしめじはおいしい! ・うすあげ、野菜に味が染みて、うすあげからだしが口の中にジュワ−と出てきておいしく、ご飯とよく合う五目汁! ・ブロッコリーとごまがよく合い、ブロッコリーは茎も含め食感が楽しく、おいしいごま和え! ・ブロッコリーを食べていると、自然の恵みが伝わってきた! ◎ ニコニコ笑顔いっぱいのクラスで、感想にもドンドン手が上がり、今日も食缶がカラッポになっている給食大好き学級でした! ☆ 他の学年からもニコニコしながら、「さばのみそ煮が特においしかったョッ!」とたくさんの報告がありました! 給食週間の取り組み給食週間中には少し難しいクイズもありましたが、三択にするなど、考えやすいように工夫されていて、正解を発表した際には大きな歓声があがっていました。 季節の国産レモンで『あじのレモンマリネ』を作りました!(1/18の給食)
今日のメニューは「あじのレモンマリネ(年1回)、てぼ豆のス−プ煮(年1回)、固形チ−ズ、コッペパン、マ−マレード、牛乳」でした。
「あじのレモンマリネ」は、あじ(三枚おろし1枚:25g 834枚)に塩、白こしょうで下味をつけ、じゃがいもでんぷんをまぶし油であげ、いためた玉ねぎとレモン汁(30個のレモン)、料理用ワイン(白)、米酢をベ−スにしたマリネ液をからませたものです。レモンの酸味と香りが爽やかでおいしく、骨もなく食べやすく人気があります。 *「あじ」豆知識 あじの名は「味」から来たと言われるほど、うま味の多い魚。代表的な大衆魚でしたが、1960年代後半から漁獲量が減っています。たんぱく質がたっぷり含まれ、ビタミンB群、ミネラルが豊富です。給食では1995年2月に初登場し、今年で28年になります。 *レモン 給食では1995年2月〜より安全性の高い国産のものを使用し始めました。それ以前はアメリカ産を使用(年中使用可)していましたが、国産品となり旬の時期(1〜2月)のみ味わっています。今日は和歌山県産のレモンを3.4kg(25個)使用し、マリネ液を作りました。爽やかな香り豊かなレモン汁をしぼったものを盛り付け見本の所に飾ることで、児童にはインパクトがあったようです。 毎日給食をしっかり食べている3年生の教室で・・・ ・あじがカリカリして食感がよく、レモンの酸っぱさとシャキシャキした玉ねぎがおいしいレモンマリネ! ・揚げたあじの味とレモンの風味がちょうどよく、うまい! ・じゃがいもが口の中でほろっととろけて広がり、いろんな野菜の食感を楽しめるスープ煮! ・ス−プ煮はいろんな野菜と豆が食べられ、最高!何倍でも食べられる味! ・すっきりしたマ−マレードともちもちしたパンは、ほっぺが落ちそう! ・パンにマ−マレードとチ−ズを挟んだものは、お店で売れそうな味! ◎ 献立の感想にドンドン手が上がり、ニコニコ笑顔で食べている児童が多く、今日も食缶がカラッポになっている給食大好き学級でした! ☆ 骨のないあじは食べやすく、具だくさんのス−プ煮は材料からのうまみがよく出ており、寒い季節にほっこりとする煮もので、今日も笑顔の花がたくさん咲いた高倉小の給食タイムでした! 香り豊かで身体が温まる『かす汁』に舌つづみを打ちました!(1/17の給食)
今日のメニューは「鶏肉の甘辛焼き、かす汁(年1回)、くりきんとん(年1回)、ごはん、牛乳」でした。
「かす汁」は、鮭(北海道産 20.9kg使用)やだいこん、にんじん等を材料に酒かすとみそで味付けしました。小学生向けなので、一般的な酒かすの使用量の4割減にしています。1989年(H元年)に初登場し、毎年厳冬期献立として出ています。今年でなんと34回目の登場となりました。(2枚目の写真) 「くりきんとん」はお節料理の一つなので、給食でも1月に登場です。きんとんは漢字で「金団」と書き、金の集まったものという意味。黄金色の小判をあらわし、豊かな暮らしを願う気持ちが込められています。今日は、さつまいも(徳島県産の「鳴門金時:上品な甘さと見た目の美しさを兼ね備えている」)22.6kg、くり12.5kg使用しました。 *「かす汁」豆知識 お酒を造った時の副産物である酒かすを使ったもので、酒造メーカーが数多く集まる関西地方で広く親しまれている料理。だいこんやにんじん等の根菜類や鮭や鰤等の魚類を組み合わせて作られることが多いですが、関西では豚肉も好んで使われます。 酒かすにはビタミン類、ミネラル、アミノ酸などが豊富に含まれ、身体を芯から温めてくれる効果があり、冬の行事でふるまわれる料理としても有名です。 「くりきんとんがおいしい」に全員手をあげた5年生の教室で・・・ ・もちもちしたご飯によく合う甘辛焼きで、ご飯のために生まれてきたような献立! ・鶏肉、玉ねぎに味が染みておいしく、「鶏丼」にして食べるとめっちゃおいしい甘辛焼き! ・たくさんの具材が入り、色々な食感を楽しめるかす汁! ・色々な具にかす汁の味が染みておいしく、ご飯とよく合う! ・くりきんとんのさつまいもは軟らかく、栗のかたさが絶妙でおいしい! ・さつまいもは甘くてとろっとしておいしく、栗が大きく食べ応えのあるくりきんとん! ・今日の給食は全ておいしく、とても元気の出る献立であった! ◎ 感想にどんどん手が上がり、ニコニコ笑顔で食べている児童が多く、おかわり行列が出来てすぐに食缶がカラッポになった給食大好き学級でした! ☆ 「かす汁」の心地よい香りが学校中に漂い、「くりきんとん」には、給食を取りに来た時から「待ってました!」「やったー!」と盛り上がっていました! |