食育紙しばい![]() ![]() ![]() ![]() 大阪名物『お好み焼き』に笑顔の花がたくさん咲きました!!!(11/22の給食)
今日のメニューは「お好み焼き(年1回)、豚汁、とりなっ葉いため(年1回)、ごはん、牛乳」でした。
今日初登場の「とりなっ葉いため」は、ささみ(油漬け)とだいこん葉をいため、料理酒としょうゆで味付けしたごはんがよく進む一品でした。 大阪で親しまれている「お好み焼き」が学校給食に登場したのは2010年10月からで、今年で12年目になります。 高倉小学校では、小麦粉6.8kg、卵100個、山いもとろろ(厳選された国産山芋100%)5kg、キャベツ17個、青ねぎ500本、かつお節(粉)450g、青のり170gを混ぜ合わせて焼き、食べる時にトンカツソ−スをかけていただきました。山いもとろろが入っているので、ふっくらと焼き上がりました。 *「お好み焼き」豆知識 「お好み焼き」の名は、形や具材、味付けが焼く人の好みで自由にできるところからであると言われています。 粉もん料理の起源は安土桃山時代に千利休が茶会に用いた「麩の焼き」であると言われ、現在のお好み焼きに近いものとして、明治時代に東京で生まれた「もんじゃ焼き」、「どんどん焼き」があります。「どんどん焼き」は、関西地方においてソ−スが洋風、一銭で買えることから「一銭洋食(小麦粉を水で溶いて焼いたものにねぎ等をのせ、ソ−スをかける)」と呼ばれました。その後、ねぎからキャベツを混ぜて嵩を増やすというように変化しました。お好み焼きが全国的に広まったのは、高度経済成長期のテレビの存在があり、全国的には色々なお好み焼きがあります。 大阪がお好み焼きの本場として認知されるようになったのは、1970年代以降。有名店の台頭、マヨネ−ズや山芋を用いるという独自の進化、客が自分で焼く料理として生まれたお好み焼きをプロの焼き手が焼いて提供するスタイルに変えたことで、「料理」として付加価値が高まったこと等によります。 金曜から今日のお好み焼きを楽しみにしていた3年生の教室で・・・ ・お好み焼きは軟らかくておいしく、ほっぺがとろけそう! ・お好み焼きとトンカツソ−スの相性がよく、すっごくおいしい! ・豚肉とさつまいもがよく合い、特にさつまいもがホクホクで、だしが効いておいしい豚汁! ・秋のおいしい食材が色々入っている豚汁は、とっても、とってもおいしい! ・とりなっ葉いためは、ごはんによく合うように仕上げられているので、1年に1回といわず、3回位出てほしい! ・とりなっ葉いための鶏ささみと大根葉の相性が抜群で、おいしすぎて目玉が飛び出しそう! ◎ 給食の感想にドンドン手が上がり、いつの間にか食缶がカラッポになっている給食大好き学級で、元気いっぱいのクラスでした! ☆ 1年に1回の大阪名物『お好み焼き』に、給食を取りに来た時は「よっしゃー!」という声が、返却時には元気よく「全部おいしかったよッ!」の声が出ていました! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 北の海の幸『ししゃも』を1692尾焼きました!(11/18の給食)
今日のメニューは「焼きししゃも(年1回)、五目汁、きんぴらごぼう(年2回)、ごはん、牛乳」でした。
「きんぴらごぼう」は、ごぼう(生産量第3位の北海道産を約90本使用)、豚肉、にんじんを綿実油で炒め、砂糖、濃口しょうゆで味付けしました。 🐟「ししゃも」豆知識🐟 大阪市の学校給食にししゃもが初登場したのは1985年で、今年で37年目になります。 ししゃも(柳葉魚)の名は、姿からアイヌ語のシュシュハム(柳の葉)に由来しています。かつては、アイヌの人たちの冬の貴重な栄養源でアイヌ伝説にも出ています。(1人の孝行娘が病気の父のために神様に食べ物をお願いした所、川に柳の葉が落ちて、それがししゃもになったというもの) ししゃもは世界的にみて日本だけに分布する固有種で、北海道南部の太平洋沿岸の一部でしか獲れなく、出回っているもののわずか1割です。私たちが口にできるのは、カナダ、ノルウェー、アイスランドから輸入されているカラフトシシャモ(カペリン)です。今日は、例年より魚体の大きいもの(ノルウェー産)が届き、非常に脂がのった美味なものでした。鱗が小さく、ないように見えるのが特徴です。卵は1.3mmで5000〜30000粒もあります。カルシウムが豊富で、「若返りビタミン」と言われているビタミンEも多く含まれています。 ごはんによく合う和風献立をしっかり味わった5年生の教室で・・・ ・ししゃもの骨は軟らかいので食べやすく、カルシウムがたっぷりとれるから、とてもいいい魚! ・今までししゃもの卵は苦手だったけど、今日はむちゃくちゃ脂ののったししゃもでおいしい! ・五目汁のうすあげにだしが染みて、噛むたびにおいしさが出てくる! ・野菜は苦手だけど、野菜にだしの味が染みてすごくおいしい五目汁! ・きんぴらごぼうとごはんがめっちゃよく合いおいしい! ・ごぼう、にんじん、豚肉の食感がよく、味付け最高のきんぴらごぼう! ・ごはん(おぼろづき)はもちもちしておいしく、今日の3献立は、ごはんとすっごくよく合いおいしい! ◎ 感想にどんどん手が上がり、おかわりする児童も多くいつの間にか食缶がカラッポになった給食大好き学級で、笑顔いっぱいのクラスでした! ☆ ごはんによく合う和風献立で、多くの児童からもニコニコ笑顔で「ししゃもときんぴらごぼうが特においしかったよッ!」と元気よく声が出ていました! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 手洗い・うがい強調週間![]() ![]() 3年ぶりの『くじら』にニコニコ笑顔でした!(11/11の給食)
今日のメニューは「くじらのたつたあげ(年1回)、豚肉とじゃがいもの煮もの、きゅうりの赤じそあえ、ごはん、牛乳」でした。
くじらにはくじら特有に匂いがあるので、しょうが汁、料理酒、こい口しょうゆに、なんと60分間も浸してよりおいしくなるような工夫をし、28.8kgのくじらを揚げました。 (2枚目の写真:揚げている様子 3枚目の写真:揚げたもの) *「学校給食とくじら」 日本人は奈良時代から貴重なタンパク源として、くじらと親しんできた歴史があります。くじらはかつて給食の定番でしたが、商業捕鯨の禁止で完全に献立から姿を消していました。2002年に26年ぶりに調査捕鯨のミンククジラを大阪市使用分(6t)を確保し、復活しました。毎年11月に「くじらのたつたあげ」と「くじらのオーロラ煮」が隔年で登場していましたが、2019年調査捕鯨がなくなったことで、くじら献立が消えていました。今年度大阪市使用分が確保できたことで、3年ぶりに登場です。 *「たつたあげ」の名の由来 竜田揚げとは、鶏肉や鯨肉等にしょうゆとみりんで下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げたものです。 「竜田」は奈良県の北西部を流れる「竜田川」のことで、古くから紅葉の名所として知られています。竜田揚げは赤褐色に揚がり、所々に片栗粉の白い部分があることから、紅葉の流れる竜田川に見立てて命名されました。 「くじらのたつたあげ」のおかわりに、8割の児童が行列を作った6年生の教室で・・・ ・衣はサクサク、食べるととてもジュ−シ−で、ごはんによく合うくじらのたつたあげ! ・食感がよくおいしい味付けで、くじらのたつたあげの香りが鼻の中をス−と抜け、香りも楽しめた! ・煮ものの豚肉と野菜に味が染みて、ごはんと一緒に食べるとおいしい! ・だしがよく効いて、こくにゃくの弾力、じゃがいも、三度豆の食感もよく、彩りもきれいな煮もの! ・さっぱりした赤じそ風味のあえものは、たつたあげにぴったり! ・きゅうりの食感がよく、赤じそのいい味がごはんとよく合うあえもの! ・赤じそはごはんだけでなく、野菜にもよく合うことが分かり、家でも作ってみたい! ◎ 感想にどんどん手が上がり、今日も食缶がすぐにカラッポになった給食大好き学級で、笑顔いっぱいのクラスでした! ☆ 今日は、3年ぶりのくじらで沸いた高倉小の給食時間となり、笑顔で「おいしかったよっ!」の報告の嵐になった返却の時間でした! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |