明治6年11月15日に開校し今年創立151周年です。ポジティブ行動支援に取り組んでいます!
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十五夜をきっかけに・・・

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天の原 ふりさけ見れば春日なる 三笠の山に 出でし月かも

月見れば ちぢにものこそ悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど


古来より日本人は、「月」という天体を特別なものと捉えてきました。どことなくはかなさや神秘性を感じさせる存在は、風流な存在として多くの歌にも詠まれてきました。

昨日は十五夜。雲が多く、月を見ることができなかった地域が多かったのではないかと思います。月を見ることで、四季折々の季節の移り変わりを感じてもらいたいと感じていますし、和歌などに詠まれたことから歴史や文学にも興味を深めてもらいたいです。また、科学という立場から、月を天体の1つとして関心を持つこともすすめてみたいです。

写真は十五夜の前日9月20日の月。この日は、きれいな満月を観察することができました。(↓画像を大きく表示)
http://swa.city-osaka.ed.jp/weblog/files/e67148...

月の黒いところは「海」と呼ばれており、水はありませんが低い土地です。白いところは高い土地です。拡大してみると、山脈のように連なる高地があることに気づきます。たくさんあるクレーターも観察することができます。
望遠鏡でのぞいていると、月が実は結構な速さで動いていることを実感できます。近くに目印がないので気づきにくいのですが、生駒山から昇る瞬間を見ているとみるみる高度をあげてくる様子に気づくことができると思います。

子どもの「科学離れ」「理系離れ」が話題になることがあります。
予備知識をもって観察すると、月の見方も少し変わることでしょう。
拡大画像、ぜひ子どもたちに見せてあげていただければと思います。身近なところから、科学に関心を持ってもらいたいと感じています。
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