9/9 図書室開放
毎週木曜日は図書館補助員の先生が来てくださって、図書室が開いています。
唐の時代の中国に韓愈(かんゆ)という詩人がいました。 この韓愈(かんゆ)が、「符読書城南詩」という詩を作りました。その中に次のような一説があります。 「時秋積雨霽、新涼入郊墟。燈火稍可親、簡編可卷舒。」 現代誤訳すると「秋になり長雨があがって空も晴れ、涼しさが丘陵にも及んでいる。ようやく夜の灯に親しみ、書物を広げられる。」 この一説がきっかけで、涼しい秋の夜は読書に適しているという考えが浸透したと言われています。昔の人も、暑い夏が終わってゆっくり読書できる秋を心待ちにしていたのでしょう。 そして、明治時代、夏目漱石がこの詩を「三四郎」で引用し、「読書の秋」が広まったそうです。 ということで、「読書の秋」です。いた中図書室で本を探して読みましょう。 |