10/21 今日の給食
今日のメニューは「まぐろのオーロラ煮・もやしとピーマンの炒めもの・澄まし汁・ご飯・牛乳」の5品です。
寿司ネタ人気ナンバーワンのまぐろ、漢字で書くと鮪です。 鮪と言えばやはり生で食べたいものです。 生の魚を切ったものを「お造り」といいます。ところがそれを「お刺し身」という人がいます。 「お造り」と「お刺し身」、違いはあるのでしょうか? 室町時代、関東で生の魚の身を薄く切って醤油をつけて食べる料理が広まります。 生の魚を切って出すので、この料理は「切り身」です。 わかりやすいですね。 当時、「切る」という言葉は忌み言葉(NGワード)ですので、「切る」の代わりに「刺す」が使われます。これで「切り身」は「刺し身」になります。 この「刺し身」が関西に伝わります。 関西の人たちは、この「刺す」もNGワードとしました。当時、関西では魚を切ることを「造る」と言いました。ということで、「刺し身」は「造り身」になりました。 この「造り身」に丁寧語の「お」がついて「お造り身」になり、言いにくいので「身」がなくなって「お造り」になりました。 ということで、「お刺し身」は関東の方言、「お造り」は関西の方言なのです。 75へぇー |