2/18 今日の給食
今日のメニューは「鶏肉のゆず塩焼き・小松菜の煮浸し・味噌汁・焼き海苔・ご飯・牛乳」の6品です。
のり、漢字で書くと海苔です。 海苔の詰め合わせをもらうことがあります。 入っているのは「焼き海苔」と「味付け海苔」、先になくなるのは必ず「味付け海苔」です。 スーパーに行って、ご飯の友として買うのは必ず「味付け海苔」、「焼き海苔」を買うのは手巻きずしの時ぐらいです。 調べてみますと関西の人は「味付け海苔」が好き、関東の人は「焼き海苔」が好きという調査結果がありました。 コンビニのおにぎりも関西では「味付け海苔」のものがよく売れ、関東では「焼き海苔」のものがよく売れるそうです。 江戸時代、今の焼き海苔のようなパリッとした海苔が江戸で作られ、広まりました。 物流の発達していない時代ですので、江戸の海苔を関西に運んでも劣化してて味も落ちています。また、関西には塩昆布がありますので、海藻系の食品はこと足りています。 ということで、関西に「焼き海苔」は普及しませんでした。 明治時代になって、明治天皇が京都に行くとき、海苔をお土産に持っていくことになりました。 質の落ちた焼き海苔を持っていくことは絶対にできません。 頼まれた江戸の海苔屋さんが考えたのが「味付け海苔」です。長持ちさせるために砂糖と醤油で焼き海苔をコーティングし、加熱乾燥させました。 その後、これを関西で一般向けに販売したら大好評、とてもよく売れたそうです。 これで関西に「味付け海苔」が一気に広まりました。 88へぇー |