学校歯科校医の先生と歯科衛生士によるフッ化物洗口を4年生に実施しました。
大阪市では子どもたちのむし歯予防のため、毎年4年生の希望者に、歯を丈夫にし、菌の働きを弱めるなどの効果があるフッ化物洗口を実施しています。
初めに、教室でむし歯予防について歯科衛生士から保健指導(ハッピーカードの内容)がありました。
さらに唾液には「消化を助ける」「抗菌作用」などがあり、食べる時は、よく噛んで唾液をたくさん出すことが、むし歯予防につながることを学びました。
そして咀嚼(そしゃく)チェックガムを1分間噛んで、しっかり噛めているか実験をしました。咀嚼チェックガムは緑色で、よく噛むとピンク色に変わります。ほとんどの児童がピンク色に変わっていました。
最後に、フッ化物洗口をしました。フッ化物洗口液を口に含み、30秒間ぶくぶくします。感染症対策をとりながら、みんな上手にできていました。
今回、フッ化物洗口液で歯を丈夫にしましたが、むし歯予防には毎食後の歯みがきが大事です。そして永久歯が生えそろうまでは、磨きにくいところもあるので、ご家庭で仕上げみがきをお願いします。
今回使用したフッ化物洗口液は薬局などでも購入できます。ぜひご家庭でもしてみてください。