１１時からは低学年の水泳指導の時間でした。水慣れのあと、課題別にグループに分かれて練習と泳力をはかりました。プールの底から両足を離して浮くことができなかった児童が数名いましたが、今日は全員がけ伸び・ふし浮き・バタ足ができるようになりました。ひざが曲がるなどまだ課題もありますが、泳げた時の子どもたちの表情は最高でした。大きな自信になったことでしょう。校長先生から、「今年は例年以上にたくさんの児童が連日水泳指導に参加していました。毎日練習をがんばったからこんなに泳力が伸びたのでしょう。２学期に入ってもプール水泳があります。自分のめあてを決めて、２学期もがんばりましょう。」とお話がありました。自由水泳の時間に今日も一生懸命泳ぐ練習をする児童がたくさんいました。

　１０時からの中学年の時間にも泳力テストを行いました。特別練習の成果もあり、２５ｍが泳げなかった児童が５０ｍ泳げて感激の涙を流していたり、２５ｍ手前でいつも立っていた児童が見事２５ｍ泳ぎ切って大きな拍手が起こったり、感動的な時間でした。「校長先生からは、「みなさんのがんばりをずっと見守り指導をしてきましたが、素晴らしい成長ぶりでした。自信をもってください。しかし、自分一人の力だけでやり遂げたわけではありません。当然みなさんの努力もありますが、先生方の指導や励ましてくれた友だちのおかげということも忘れてはいけません。さらに泳力が伸びるようにめあてをもって、友だちと励ましあって２学期のプール水泳もがんばりましょう。」とお話がありました。

　８月２日(金)　２週間にわたって実施してきた夏季休業中水泳指導が今日で終わりました。今日は泳力テストを行いました。その後の自由練習の時間には、友だちと泳ぎを楽しんでいました。校長先生からは、「林間で不在の時以外は、全学年の全ての時間に指導をして来ました。そして、一人一人の成長ぶりを間近で見届けることができました。泳力が伸びて、力がついた人がすごく増えています。一つのことをやり遂げたという自信が、今は見えない隠された力を引き出してくれることは間違いない。水泳指導で学んだことを２学期の学校生活にぜひいかしてほしい。」とお話がありました。

　７月３０日(火)　花園大学　古林　茂教授を講師にお招きして図画工作科の実技研修会をしました。今回は「線描表現」をテーマに研修を深めました。
　前半は線描の意義や「線描」の基本・用具、「線描」にある三つの表現活動などの講義を聞きました。
　線描では「心への働きかけ」・いっぺんきり・ゆっくりと同じ速さで
　　　　　「形への働きかけ」・始めと終わりをはっきりと・できるだけ長く続ける。　
　本校でも、図画工作科の指導に取り入れています。

　後半は、実際に線描の実技をしました。最初に、割りばしペンと葦ペンを手作りし、ゆっくりといっぺんきりなど、児童に分かりやすく指導するために有効な線描の仕方を３つ体験しました。(１)両手描き　(２)世界１のジェットコースター　(３)アメーバ　表現活動に自信がない児童も楽しく取り組め、知らない間に線描の基本が身についていく内容でした。