全校朝会 校長講話「心を健康に保つために」
私たちは、いろいろものを食べたり、運動したりして身体を健康に保っています。では、心を健康に保つためには、どのようにすればよいでしょうか。答えは、いろいろな人の話をしっかり聞くことです。そこで大切なことは、自分にとって都合のよい話は聞くけれど、耳ざわりのあまりよくない話、聞きたくない話や自分にとっての都合の悪い話は聞かないということでは、心を健康に保つどころか、心が病気になってしまいます。例えば、好きなものばかり食べていて健康になれますか。野菜を食べずに肉ばかり食べていて健康になれますか。昔から「良薬 口に苦し」と言います。人間は、自分の気に入らない話、聞きたくない話であってもしっかり聞く素直さがあると成長するものなのです。
私も小学校3年生の時に、担任の先生にきびしく叱られました。習字の道具を忘れたので、先生が貸してくれました。返す時に先生に「ありがとう」が言えなかったからです。でも、この叱られた思い出は、「ありがとう」という感謝の気持ちを人に伝えることの大切さを教えてくれました。 ところで、「ありがとう」と言う言葉は、日本語の中でもっとも美しい言葉と言われています。みなさんは、学級の中で、友だちに親切にしてもらった時に、「ありがとう」と相手に聞こえるように言ってますか。「ありがとう」という言葉は、人を幸せにするだけでなく、自分に幸せを運んでくる言葉だとも言われています。一日に一回は、ありがとうと心から言える人間になってください。 今年最後のクラブ活動がおこなわれました。〜パソコン・科学クラブでは〜今日は、2013(平成25)年最後のクラブ活動でした。 パソコン・科学クラブでは、ミョウバンの再結晶の実験をおこないました。 モールで形を作り、60度のお湯で溶かしたミョウバン水溶液に吊るします。 早くに結晶が付着したものもありましたが、まだまだこれから、というものもたくさんあったため、週末の間にも継続して吊るしておくことにした児童もいます。 キラキラしているきれいな形を見れば、心はもうクリスマス気分です。 あと2日登校すると、2学期も終了です。学級によってはそれを用いて、宿題に取り組む計画を立てたり、冬休みの学習のめあてや家でのお手伝いのめあてなどを考えたりしています。 とかく不規則になりがちな年末年始の生活ですが、「冬休みのくらし」に綴じこまれている学年だよりや学習課題をもとに、規則的・計画的な生活ができるようにしたいものですね。 たてわり集会「スマクリスゲーム」今日の集会は、集会委員会によるたてわり集会。 これまでにやったことのないゲームをしようと、今回は「スマクリスゲーム」が考案され、行われました。 クリスマスに関する言葉の一文字一文字が、ばらばらにされて読み上げられます。 それが、なんという言葉なのかを当てるゲームです。 「ベ・ジ・ン・グ・ル・ル」などと集会委員が一文字ずつ見せながら、読み上げるとそれぞれのたてわり班では「ジングルベルかな?」などと、協力して話し合いながら答えを考えていました。 最後に、「2学期の集会は今日で最後です。3学期もみなさんが楽しめる集会にしたいので、協力してください。少し早いですが、メリークリスマス!」と挨拶する集会委員の児童には、今回の企画が成功した喜びと笑顔があふれていました。 集会委員会 〜スマクリスゲーム メイキング画像〜今回おこなった「スマクリスゲーム」も集会委員の児童らが独自に考えたもの。 企画会議で考案されたゲームは、司会・ルール説明・見本演技の各担当に分かれ、台本が作成されます。 そのあとに、本番1週間ほど前から休み時間を利用して講堂のステージでブロッキング(場当たり)をしながら、詳細を詰めていきます。最近の集会委員の児童は台本を作成しなくても、ブロッキングをしながら自分たちでどんどん練り上げていけるまでに成長しており、頼もしさを感じます。 画像は、誰もいない講堂でリハーサルとミーティングを繰り返す、集会委員児童の様子です。 |
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