ちょっと気ぃ入れなアカンで 〜大阪の統一テスト〜大阪府教育委員会は来年度から、府内全ての中学生の学力を測る「統一テスト」の実施を決めていましたが、その結果を1・2年の判定基準に活用し、さらに《内申点》に参入する方向で検討を進めています。 元中学校で勤務していた私からすれば、子ども達は大変! 私が勤めていた頃と少し制度は変わりましたが、 高校入試の合否は2本の柱で決まります。 もちろん1つは「当日のテスト」 そして、もう1つは、中学校時代の頑張り「内申:学力の10段階評定」です。 しかし、公立高校入試時の《内申》は、 今までの人と比較しての「相対評価」ではなく、自分の頑張りを評価する「絶対評価」に変わってしまうため、客観的な比較対象のできる成績がありません。 それに伴い、このテスト結果を《内申》に反映することになったのです。それも、1年生時のテストから… 今まで《内申》に反映されるのは中学校3年生の成績でした。 だから、1・2年生にのんびりと構えていても、進学を意識する3年生から頑張れば何とかなったものです。 でも、こんな考え方はもう通用しません。 1年生・2年生の時からこつこつと積み重ねる努力が大きく物を言うようになるのです。 う〜ん、6年生、これはちょっと気をいれてテストを受けなあかんね。 「時期がきたらやるわ!」「やるときは、やるから…」ではなく「やるのは、今でしょ」の時代ですよ。 (学校長) 「相対評価」:人数によって10が何人、9が何人と決められており、充分に理解できていても5や6の評価がつくことがあります。 「絶対評価」:到達度と同様に考えられることもありますが、ここまで理解できていれば10、ここまでなら9。ということは全員10の可能性も… お賽銭(さいせん)、10円盗めば…相変わらず、触法少年(14歳未満)虞犯少年(20歳未満)の数は減少せず、特に「万引き」の低年齢化、罪の意識の低さは大きな問題と話されていました。 たかが「万引き」と考える児童がいるかもしれませんが、「万引き」は立派な犯罪です。店舗の対応も大きく変化し、従来は保護者や学校へ連絡し、買い取りですませるケースが多かったのですが、今は初めてであっても警察に通報するなど、厳しく対応するケースが増えてきました。 目前に迫る冬休み。 冬休みは、クリスマスやお正月といった楽しい行事がたくさんあり、子ども達の気持ちもゆるみがちです。その場の雰囲気に流され、つい足を踏み外してしまわないとも限りません。 ぜひ、ご家庭でも子ども達に、 「万引きは(泥棒と一緒の)犯罪やで。」ということをしっかり教えてください。 《 10円とはいえ現金 》 昨年の12月に大阪高裁で、高野山金剛峰寺のお地蔵さんに供えられていたお賽銭(さいせん)10円を盗んだ男性の判決がでました。 その判決は、 「10円といえども現金。刑事責任は軽視できない。」として、懲役1年の実刑判決でした。 大人なら10円の賽銭泥棒で刑務所に1年。 少年法に守られているとはいえ、万引きで盗む商品の金額はそれよりきっと大きいはずです… (学校長) 府内の小中学生40位台低迷 〜体力テスト〜毎年、4月〜7月に、小学校5年生と中学校2年生を対象に「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)」が実施されます。 その結果が14日文部科学省より発表されました。 小学校の実施種目は、 ・握力 ・上体起こし ・長座体前屈 ・反復横とび ・20mシャトルラン ・50m走 ・立ち幅跳び ・ソフトボール投げ の8種目です。 結果は残念ながら、大阪府の小学校5年生は、都道府県別平均点で、男子が43位、女子が45位でした。 体育の授業以外に全く運動しない児童生徒が増加し、特に小5女子では3年前の倍近く。この運動離れは、豊里の子ども達を見ていると信じられませんね。 (学校長) 「えほんばたけ」メンバー募集中! 〜貴重な時間を子ども達に分けてください〜みんな、目を輝かせて話に聞き入っていました。 先週の1年生の読み聞かせ会にはたくさんの保護者の方々も見学に。すこしでも、興味関心を持っていただけることを嬉しく思います。 本校で、水・金曜日の始業前の15分間、教室で子ども達に絵本の読み聞かせを行っているボランティアグループ《 えほんばたけ 》がメンバーを募集しています。 経験は問わず、活動日もメンバーの都合に合わせてスケジュールを組むので、無理のない範囲で活動できます。 また、子どもさんが小学校に在籍している現役のお母さんも大歓迎だそうです。 保護者の皆さんの貴重なお時間をすこし学校に分けていただき、子ども達の情操教育のお手伝いをしていただけませんでしょうか。 関心をもたれる方は、本校教務主任の香崎までご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。 (学校長) ※11月5・7日のHPにも関連の記事を掲載しています。 中学生になったぁら 〜全員給食を検討中〜しかし、中学校給食の試食会やアンケートを通して、保護者の多くが、小学校同様、中学校でも全員が給食を食べること(全員喫食)を希望しており、東淀川区では「全員喫食」も視野にいれた検討を行っています。 最終的な決定は、3月の大阪市会までずれ込みそうですが、ひょっとすれば、現6年生が中学校に進学するときから、中学校も小学校と同じ全員が食べる給食になるかもしれません。 (学校長) 下記のURLで東淀川区役所の中学校給食に関するサイトを見ることができます。 http://www.city.osaka.lg.jp/higashiyodogawa/cms... |