3学期2日目。すでに学習が本格的に開始しています〜6年生 算数科「メートル法」〜学習が本格的に始まりました。 6年生では小学校算数科の最後の単元「メートル法」の学習が開始。 念頭操作での思考が中心となり、児童にとっては非常に難しい学習内容です。 そこで、導入として、6年生の二人の担任と習熟度別学習担当教諭が紙芝居を用意し、児童に読み聞かせることから学習をはじめました。 長さの単位は、メートルよりも、フィートやヤードの方が先にできました。 ヤードという単位はイギリスのヘンリー1世が自身の手を伸ばした時の鼻の先から伸ばした手の先までの長さを基にして定めました。 850年ほど前のことです。 当時は世界中の小王国がそれぞれ独自の長さの単位を用いていたのです。 やがて1789年、フランス革命が起き市民による政治が始まります。フランス国内でも400を超える単位が使われていました。 そこで、地球1周分の長さを基にした、世界中の人が納得する1メートルという単位を決めようとしました。 そこからは何人もの人が命の危険をおかしながらも測量を続け、世界共通の単位ができたのです。 当たり前のように使っているメートルという単位に、大きな歴史と人々の思いが込められていることを知った児童。 難しい学習内容でも諦めずにがんばろうという気持ちをもつことができたようです。 集団下校の見守り、ありがとうございました。新しい学生ボランティアを紹介します。週に2回程度、子どもたちの学習支援・生活支援に携わります。 元気のよい着任のあいさつに、子どもたちは笑顔で耳を傾けていました。 3学期始業式 校長講話 「新しい年を迎えて―エネルギーをたくわえ、パワーアップを―」みなさん一人一人の顔を見ていると、休み前と違っているところがあります。それは、目です。目の輝きが違うように見えます。 夢や希望を持っている人の目の輝きや行動は、どこか違って見えるものです。 寒い冬と暖かい春を迎える三学期。校庭の学習園には、花も緑もなく、土しか見えません。でも、その土の中には、春に咲くチューリップなどの球根、菜の花などの種が植えられています。 どんなに寒い冬であっても、土の中で暖かい春を待ち、美しい花を咲かせるために、エネルギーをたくわえる努力をしているのです。校長先生の好きな詩の冬の部分です。「何も伸びない冬の日は、下へ下へと根に伸びる」つまり、根を下に伸ばし、しっかりと栄養を吸収しているのです。 目に見えないけれども、体中にエネルギーを増やす努力をし、大きな体をつくる季節が「増ゆ」(冬)です。そして、体の中にエネルギーがたまると、体が張ってきます。その張っている季節が、「張る」(春)です。張って張って体が耐えきれなくなると裂けてしまいます。その裂ける状態が「咲く」ということだと考えています。 4月から始まった今年度もいよいよ、10ヶ月目に入りました。この三学期が終われば、6年生は中学生に、1年生から5年生は、1年ずつ進級し、新しい1年生を九条南小学校に迎えます。そこで大切なことは、4月になれば、進学するんだ、進級するんだということだけでなく、大切なことは、今の学年で体中にエネルギーを一杯たくわえて、春には、見事に花が咲き誇れるようにしておくことです。三学期に新しく学ぶ学習内容は少ないです。まとめの学習がほとんどになります。2学期の終業式でも言いましたが、この1年間どれだけしっかり学べたかを診断するテストが間近に迫っています。まず、そのテストで全力が出せるようにまとめの学習を頑張ってください。 そして、寒い時期だからと言って休み時間、教室に閉じこもっていては、体にエネルギーがたまりません。寒さに負けず、運動場に出て元気に体を動かし、目標をしっかり立てて計画的にこの1年間の復習をしておいてください。 心と体、そして頭脳を鍛え上げ、パワーアップする準備をするのが三学期です。精一杯頑張りましょう。 明日1/7(火)から3学期がスタートします!!
明けましておめでとうございます
1/7(火)から3学期がスタートします!! 今日は早めに休み、集団登校の集合時刻に遅れないようにしましょう。 みなさんの笑顔と元気な声が学校に戻ってくるのを楽しみにしています。 |
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