弘済小学校では、少人数である利点を最大限に活かし、無学年制習熟度別少人数授業(チャレンジ学習)に取り組んでいます。漢字と計算についての教材を用意しておき、子どもたちが自分のペースで学習を進めることができるようにしています。
”チャレンジ学習”の前身となる”計算の時間”を含めると、平成14年度から続いており、今年度で10年目を迎えます。
写真は、レターケースに常備しているチャレンジ学習用のプリントです。
子どもたちは、ここから自分の進度に応じたプリントをとってきて、学習を進めていきます。子どもたちは学習の進め方をよくわかっており、教員が進め方を教えるのは転入直後だけで、ほとんど自分たちで進めていきます。
本校の児童数は学年によってばらつきがありますが、チャレンジ学習の時間は全学年を解体して均等に小集団をつくって学習します。そのため、ひとりひとりにきめ細かく対応できるのが特徴です。
学期に1回、進級した子どもを表彰していますが、子どもたちは表彰を楽しみにしているようで、チャレンジ学習には意欲的に取り組んでいます。
今後も教材を見直したり充実させたりしながら、子どもたちが意欲的に学習に取り組めるように続けていきたいと思います。