2/10 全校朝会 校長講話「心の鬼を追い払おう」今日は、友だちと仲良くできない、いつもけんかばかりしてしまう人の話をします。 昔あるところに、人の話を聞かずに、自分のことばかり言い張って、すぐに人ともめてしまう人がいました。この人が、釜でご飯を炊いていたら、こげついてしまったのです。その人は、腹が立って、釜をつかんで投げようとしました。熱い釜を素手で持ち上げたので、大きなやけどをしてしまいました。大やけどをしたので、そのことに腹が立って、庭にあったまきわりでその釜を二つに割りました。すると、その二つに割れた釜が、空中に舞い上がって、その人の頭に音を立ててあたりました。たちまち、頭から血がたらたら流れ落ちるのですが、ぬぐうこともできません。 けがをした人にとっては、大変気の毒な話ですが、この人は、いらだちばかりがつのって、自分の心を落ち着けることができなかったのです。いつも自分とけんかをしているのです。 人間の心の中には、いろいろな悪魔がいるものです。「わがまま」「いじわる」「自分勝手」「乱暴」と言うように、このような気持ちや行動は、心の鬼から生まれてくるのです。心の鬼の強い人は、さきほどお話した人のように、自分の心をうまくコントロールできないで、いつも自分とけんかをしてしまいます。そして、他の人とも、もめごとやけんかが絶えないのです。ちょっと自分の胸に手を当てて考えてみてください。友だちとうまく付き合えない、いつもけんかをしてしまう、すぐにもめてしまうという人は、何かものごとをする前に一呼吸おいて、自分の心に聞いてみましょう。いつもどおりの楽な方を選ぶのは簡単です。でもこういう時は、しんどい方を選んでください。もし、暴れている鬼がいるなと思ったら、勇気をふりしぼって、その心の鬼を追い払う努力をしましょう。そういう強い気持ちで毎日過ごしていると、自分も友だちも大切にする人間に成長していくことでしょう。 スポーツ委員会からのお知らせがありました。安全を考えて、遊ぶ内容による運動場のエリア分けの話もありました。 2年生の生活科「大きくなったよ」
2年生は生活科で「大きくなったよ」の学習をしています。
家族に乳幼児期のことをインタビューし、2年生までの自分の成長を巻物型のポートフォリオにまとめています。 赤ちゃんの頃のかわいい写真を友だちと見せ合いながら、楽しく作業を進めています。 保護者のみなさま写真の準備やインタビューにご協力ありがとうございました。 2月19日(水)の参観でお披露目します。この日は、お家の方にもお手紙を読んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。 寒さの厳しい日が続きます。昨日は、校庭の砂場のシートには氷がはっていました。それを見つけた子どもたちは、触ってみたり、踏んでみたり、さすが、子どもは遊びの名人です。 休み時間も写真のように教室は空っぽ。寒さに負けず元気に運動場で遊んでいます。 遊んだ後のうがい、手洗いも習慣になりました。 各学年で1年間の学習のまとめ、「しんだん」をしています。写真は、初めて「しんだん」を経験した1年生です。「これ?本みたいや。」との声があちらこちらからあがっていました。始まりの合図と同時に、真剣な表情で問題に向かっていました。 |
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