どの演技・競技・個人走も素晴らしかったのですが、ここではこの二つを特記しましょう。
一つ目はやはり、5・6年生の組体操(写真−1枚目)。小学校生活最後の運動会とあって、6年生はやはり気合いがちがいます。自主的に放課後毎日のように練習を繰り返した上でのこの本番。多くの人に感動をもたらしたはずです。
また、そこへ追いつけ追い越せとがんばった5年生。なかには体育嫌い・運動嫌いの人もいたはずです。そうした子どもたちも、本番は歯をくいしばり、気合いの入った真剣な表情でおもいっきり取り組んでいました。そんな姿を見て、たくさんの人が涙を浮かべたのでした。
うってかわって、とてもユニークでその工夫と子どもたちのけなげに頑張る姿がほほえましいと評判になっていたのが、1年生の玉入れ(写真−2枚目)。「ぞうさん玉入れ」と称し、まるでフルーツバスケットのゲームのように、「ぞうさん」の音楽が流れている間、子どもたちはみんな模倣の運動として象の模倣をしながら玉のまわりをうろうろします。突然、昔の某コント集団のコントが落ちを迎えて終わるときに使われていた音楽に変わると、子どもたちは急激に玉を急いで拾っては投げ、拾っては投げ。その変わりぶりがとてもユニークで、会場に笑いの渦を巻き起こしたのでした。
そんなこんなの運動会でしたが、今年はなんといっても会場を変えての運動会であったため、大変でした。それを労を惜しまず朝早くからいろいろと支えていただいたのが、PTA、おやじの会をはじめとする保護者、地域のみなさんでした。ほんとうに、この方々のおかげで今年の運動会の成功はもたらされたと言っても過言ではありません。心から感謝いたします。ありがとうございました。