９時から始まって10時20ごろまで、ずーとひな壇にいて、何を思ったことでしょう。各学年心のこもった歌や合奏の贈り物。メッセージカード。後、卒業式の日も含めて１０日。残りカウントダウンに入った日々をどのように過ごすのでしょうか。

　いよいよフィナーレとなりました。在校生全員で、花道をつくり、６年生が退場していきます。大きな拍手の中、さまざまな思いを胸にみんなに祝福とありがとうの気持ちの中を、堂々と退場していきました。
　退場後、講堂から出てすぐに、感極まったり気持ちを抑えきれずに涙する６年生の姿も見られました。
　最高の「６年生を送る会」となりました。

　６年生からのお返しのコーナーです。リコーダーで、ジブリメドレーを４曲披露しました。さすがに６年生、しんみりと聞かすところは聞かす。たっぷりとすばらしい演奏を聞かせてもらいました。その後、６年生の手づくり刺しゅうをした雑巾を各学級にプレゼントしました。
　舞台の前のひな壇に立って演奏したり話したりする姿は、やはり６年生。全員が、大きくて迫力あるのはもちろん、立ち姿に落ち着きと自信が感じられました。
　

　各学年からの思いを伝えるコーナーが終わり、全校児童で遊びました。
　そして、各縦割りグループで作ったメッセージカードを渡しました。グループで撮った写真を表紙に中には、みんなでメッセージをかきました。
　１年生から渡されてすぐに、見入っていました。照れながらもとても真剣に読む様子が印象的でした。

　５年生は、「威風堂々」の大合奏でした。威風堂々の演奏が終わり、楽器を片付けだしたので、これで終わりかなと思いきや。
　講堂の中央に整列して、「もしかしてだけど・・・」の曲に合わせた替え歌を歌いだしました。同じフロアにいていつも見ている６年生、クラブでも委員会活動でも一緒に活動し、組体操も協力し合った５年生。６年生の普段の様子をクスッとした笑いもいれながら、でも一番近くにいた５年生だからこそ伝えられる気持ちを、うまく替え歌で伝えました。６年生もほろ苦い気持ちと感謝の倍返しを受け取ったのではないでしょうか。