1年生障がい者理解教育
1年生では、2月24日(月)に「風の旅人」という映像を観ました。重度の障がいがあり、ベッド式の車いすを使っている宇都宮さんという青年が日本中をひとりで旅をするお話で、旅を通じてたくさんの人と出会い交流を深めていくという実話をもとにした物語です。アニメを見ている内に「人と人とのつながり」や、「本当の自立」などについて考えさせられました。
また、25日(火)には脳性マヒによる運動機能障がいで電動車いすを使用している酒井建志さんを講師に迎え、車いすの紹介から普段の生活や仕事、障がいについての考え方など様々なお話を自らの経験を交えてご説明いただきました。中でも、高校を受験する際に、一生懸命、勉強して何とか合格できそうな所まで頑張ったのに、施設面の状況から受験を断念せざるを得なかったこが、今でも一番悔しい思い出として残っているとお話ししていただきました。酒井さんの一生懸命な姿を見て、生徒たちも「勇気をもらった」、「私はすぐ物事をあきらめてしまうけれど、これからはすぐに逃げ出さないようにしようと思った」など、それぞれの想いで受け止めることができたようです。 |